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二十四の侍・巻の弐 ~策謀の水晶塔~

かつて「魔科学」で世界に覇を唱えし大帝国、安楽愚(あらぐ)。魔科学の前には、餓連魔悪流(がれまある)の「魔導」すら児戯に等しいと云う。

 

迷宮を抜け、しるくすの塔へ挑まんとする侍達の前に、「尊き始祖の血」を宿す二人組と、”元”帝国軍将校が現れる。様々な思惑を抱く調査団、安楽愚の陰謀、二十四の侍。奇妙奇天烈な歯車は、だが確かに、音を立てて回り始めた……。

 

※ごちゅうい※

前回に続きNPCのキャラ崩壊や脚色された物語、後半は黒歴史レベルのくさくさ長台詞があります!そういうのやだ!小生やだ!!という方は、折り畳みの中身は見ないことをおすすめするよ!

私も見返して「公開して大丈夫か……?」と思ったけど、削ったら削ったで惜しくなりそうだから、腹をくくって清水から飛び降りるよ!!!

 

 

 

 

 

 

(~前略~)

 

「はー、なんやえらいこっちゃなぁ。」

「人造人間、死なずの王……ふむ……。」

「アンデッドォ……。」

何て?

 

「この男は……信用できない。」

「……ガーロンドォ……。」

「何を企んでんのか、とは思うけどよ。」

「まあまあ、あんな、名案があんねん。」

「ッスー?」

質問に答えられたら、仲間に入れる!

「ということだが、シド?」

「ああ、それなら文句ないさ。」

「んじゃ、いくで……。」

 

 

 

阪神史上初の打点ゼロ助っ人は?

何て?」

 

 

 

「……。」

 

コンラッドォ……。」

当たりや!」

 

「……わかった、いいだろう。」

いいのかよ!?誰だよ!?

 

 

「メンバーが増えたところで、本題を聞こう。」

「あたしたちは、ザンデを止めたい。」

「そのために、光の戦士が必要なんだ……!」

「だそうだが……雪、どうする?」

「予想しとったし、そのつもりやけど?」

「ッスー!」

「力を貸してくれるか、ありがたい!」

 

「では、松の率いる冒険者部隊が先鋒だ。」

「あーい。」

ちょちょちょっと待ってくれ!」

「どうしました、グ・ラハ・ティア?」

「いや、たぶん、そうすると編成が」

 

 

先に集めといたで!」

「やっぱり前回と一緒じゃねぇか!!」

 

「ぇー、伝えといたやんなぁ、力也?」

「そうだな、記録も残っている。」

 

説明しよう!「力也七つ道具」のひとつ、

「シド・レコーダー」は、会話を記録できるのだ!

 

「……なぁ、ところで……。」「なん?」

「シルクスの塔も、侍だけでいくつもりか?」「当然やろ!」

 

「言ったけどさ……だから何だよ今の声……。」

「実績もある、私は異論ありませんよ。」

「絆によって生まれる力もある……。」

「良い話っぽくする必要ねえぞ?」

「いいじゃないか、信念は大事だよ。」

 

 

「今度は3人減りそうじゃねぇか!!」

「これが常在戦場の信念……SAMURAI!!」

「違ぇよ!!あんた何人だよ!!」

アラグ人さ。」

「そういうことじゃ……いや、もういいや……。」

「心配しいやなぁ。考えとるって。」

「ちゃぁんと手加減したるさかい……!」

 

山賊感が増してるだろ!!」

「バンディットォ……。」

何て?」

 

「もー、グっさんのせいで間違うたわ!」

「知らねぇよもう!」

「気を取り直して!討ち入りや!!」

 

ブオォォォォォ~~~~

何吹いてんだよ!?」

 

説明しよう!「力也七つ道具」のひとつ、

「シド・トランペット」は、法螺貝にもなるのだ!

 

「エオルゼアいい加減にしろよ……。」

 

 

 

 

「ほんと、楽しそうではあるんだけどな……。」

「ッス。」

 

 

「(山賊が里を襲撃する前の会話か?)」

「……なんや、あの女……!!」

「スキュラ、魔道士団の女団長。でも……。」

「犬の首、ということは……アモンの奴め。」

「? アラグお得意のキメラ技術だろ?」

「……彼女は生前、犬が嫌いだったんだ。」

……!!

「そんな……こんな……!!」

「……趣味の悪い話だよ。どうか彼女の魂を救」

 

 

こんな……見せつけよって!!!

!?

許せへん!!天誅ァ!!!

なんでだよ!?

 

「あんなん……貧乳の敵やもん……。」

「……まっすぐ私怨じゃねぇか……。」

「ありがとうね……彼女は悪夢から解放された。」

「私からも礼を……さすがは光の戦士だ!」

アラグの道徳観わっかんねぇなぁ~~!」

 

 

「なー、また半裸のオッサンおんねんけど。」

「そいつも強化されてたりするんじゃ?」

「それもあるが、彼は単純に見せたがりだ。」

「不死化実験で知性を失った結果さ。」

タガが外れた筋肉露出狂かよ……。」

 

 

「暑苦しいオッサンやったなぁ。」

「ザンデの狂信者だったからね。」

「不死化実験にも自ら立候補したそうだ。」

「命を弄ぶ技術……人には過ぎた代物だぜ。」

「そう思う。……私が言うのも、だが。」

 

 

「今度は志茂田景樹やん。」

「……?」

「あー、ハデな衣装っちゅうこと。」

「派手な装い……まさか、アモン!?」

「間違いない、大魔術師アモンだ。」

「(“派手”だけで通じるのか……。)」

 

「……こいつが首謀者やったな。」

「そうだ、倒さなければ、また……!」

「気をつけて、一筋縄ではいかない相手だよ。」

「スカウター(※第壱回)を渡しておけば……。」

「シドならいいけど力也は黙って!」

 

 

「……ま、やることはひとつやん。」

豚のような悲鳴をあげろ……!!

「英雄の台詞じゃねえよ!!」

 

 

「……いまの。聞こえた?」

「……「陛下」。」

「ああ……きっと、その先に。」

「それもだけど……あのスライム。」

「……ヒトの成れの果てを操ってた、あいつ。」

「……すまないね、任せてしまって。」

「……ううん、ええねん。」

「どアホの皇帝に説教したらなあかんな!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……リンクパール越しでも感じるぞ。」

「これが、アラグの始皇帝……。」

 

「……あー、悪いけど一旦切るで?」

「なっ……これから決戦だろ!?」

「だいじょうぶやって!ほなまた後で!」

「ちょっ、おい!雪!!」

「……心配には及ばねえぜ。」

「どういうことだよ?」

 

 

説明しよう!「力也七つ道具」のひとつ、

「シド・リンクパール」は、高性能盗聴器でもあるのだ!

 

 

はい!?

「こんなこともあろうか、と思ってな。」

「……静かに。何か話しているようだ。」

 

※盗聴しちゃう……!という方は下のボタンを押してね!

※冒頭の注意書き通りの内容なので苦情は受け付けないよ!

※ええか!!!!二回も注意したからな!!!!!!!!

 

シド・リンクパール発動!!

 

「よし、リンクパール無効化オッケー……。」

 

「……皇帝さん。最期に、お話しよか。」

「領地、臣民、一度は自分の命すら失おうと、」

「自らが奉ずる”信念”を踏破せんと突き進む。」

「その姿こそ、あんたが皇帝である証左。」

 

「けどさ、」

「また失うのが怖いから、無かったことにする?」

「……バッカバカしい、子供の屁理屈じゃない。」

「夜に怯えて泣きじゃくるお子様よ、皇帝くん!」

「……。」

「……ま、それがあんたの”覇道”だっけ?」

「構わないわ、選択の自由はあるから。」

「3000年後の他人様に迷惑かけるのも自由。」

「……。」

「でもね、こっちにも自由はある。」

「あんたに説教してやる自由もね。」

 

「……いつか失い、消えてしまうからこそ。」

「人は命を燃やし、前に進み、仲間へ託す。」

「”死ぬことと見つけたり”と言うけれど、」

「未来へ託すために、命を注ぎ込むの。」

 

 

「悲しみに泣き腫らすことはある、」

「絶望に崩れ落ちることもある。」

「けれど、歩みを止めてしまったら。」

「過去、未来を、無に還したら。」

「……命を託してくれた彼らも、」

「いなかったことになってしまう。」

 

 

「……それだけは、だめ。」

「彼らの灯火を継ぐ営みこそ、」

「ヒトが、するべきことなんだ。」

「それが……生きるってことなの。」

 

「……ま、もうわかんないか!」

「ヒトで在ることを諦めた、あんたには。」

「……。」

「そして、ただの化物になったあんたは、」

「ヒトに退治される存在へ成り下がった。」

 

「……私もいつか、そうなるかもなぁ。」

「私を待ち受ける途方もない未来が、」

「私の膨大な過去を塗り潰ししたら、だけど。」

「そう考えると、あんた、まあ幸せよ。」

「自分の”終わり”が来てくれるなんてさ。」

「……。」

 

「……はー、梨の礫。つまんないの!」

「じゃあ、おしまいにしよっか。」

 

「……私の自由と”信念”でもって、」

「アラグ始皇帝ザンデ、あんたを倒す。」

「……今日が、三千年の夢の終わり。」

 

 

「……グっさん!力也!聞こえとる!?」

「……ぉ、おう!聞こえるぞ!」

「……ああ。いきなりどうしたんだ?」

「ちょっと、内緒話しよかなーて。」

「……そうか。」

「……頼りにしてるよ。」

「……もちろんだとも。」

「ッス……!」

「なんやもー、みんな急に!」

「……。」

「……ガーロン

ネロの口を塞げッ!!

 

 

「さぁ……最終決戦や!!」

 

「侍の力、いまこそ……!!」

 

「世界を無に還らせはしない!!」

 

 

侍流星群 Samurai Shooting Star!!

 

 

 

「始皇帝ザンデ!討ち取ったりぃっ!!!」

「……俺達も向かおう!」

「ああ!」

 

 

「無事か!」

「歴史にまた名を刻んだな!……24人の侍が。」

「本当にやってのけるなんて……!」

「人の強さは、失われていなかったのだな……!」

 

「ところで、あの黒い歪みは?」

「あれは、闇の世界へ繋がる”門”だ。」

「ザンデは……妖異と血の契約を交わした。」

「”門”を開く対価に、皇帝の血脈に繁栄を齎せ、と。」

 

 

「そんなことが起こったら……。」

「ああ、大変なことになる!」

「そう、だから僕らが、契約を破棄する。」

「クローンでも、皇族の血を引くからね。」

「門に、僕らの血を刻むんだ。さあ……。」

「……ああ、やっと役目を果たせるね……。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「クソッ……ウネとドーガに、ネロまで!」

「なんで、眼が、こんなときに……ッ!」

「ホンマ……こんな時に過去視とか……。」

 

「ふたりとも、大丈夫か?」

「ッ、それより、三人を、助けないと!」

「ああ……だが、”門”が閉じちまった。」

「……!」

「追いかけようにも入り口がない、か。」

「ひとまず、ラムブルースに協力を要請しよう。」

「待ってろよ……すぐ助けにいくからな!」

 

 

次回、闇の世界を侍が照らす!

 

 

ー 第参回に続く! ー

第参回、参加募集中です!

……実際のプレイングはこういう感じではなくて、

もっとこう、INT低めな流れで進みますのでご安心くださいね!

→ ろどすと!

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