出雲蕎麦ァン……。こちら、「中国山地蕎麦工房ふなつ」という松江のお蕎麦屋さん。そこでいただいた、出雲・松枝の名物、「割子(わりご)そば」です。
以前からお話を伺っていて、年願の訪問となったわけですが、これがすごかった。しゅごかった……。江戸前そばが研ぎ澄まされた刀とすれば、このそばは鈍器。棍棒系の鈍器。
蕎麦の風味が口の中で暴れまわるといった感覚です。粗挽きのそば粉十割であるためか、そばはぶつぶつと切れ、それが思い思いにロープで反動をつけてラリアットをブチかましてくる、そんなお蕎麦です。
……というと、おいしさの表現には不適切な感じですが、たいへんにおいしかった!ただやはり、鈍器ですので、好みは分かれそう。更科そばのような繊細な味が好みの方には合わないかも。
……といったところで、お蕎麦一杯目の記事でした!
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