FFXIVには「取得の週制限」や「一週間の上限数」が多々あります。プレイヤー環境に起因する格差が広がりすぎぬよう、システム側で設計しているわけですね。個人的には、これはこれで、良いシステムだと思います。
そして、日本時間は火曜日の17時。光の戦士における、一週間の「区切り」です。17時(実勢としては火曜日の夜)を境に、報酬の権利を手にした光の戦士たちが、夏の夜空の綺羅星が如く、パーティ募集掲示板に集います。近頃であれば、オメガ零式1~4層でしょうか。
私も例に漏れず、火曜日の夜はパーティ募集掲示板とにらめっこ。募集を立てるか、募集に入るか……!と、考える時間もまた、楽しいのですけれどね。
ですが昨今、侍が募集ジョブから除かれたパーティが散見されます。パーティに侍が既にいればジョブ被りの観点から妥当ですし、モンクさんがいるのであれば、希望装備の兼ね合いかなとも思い至ります。けれどそうでもなく、近接DPSとして「モ忍竜」しかないとか。言ってしまえば「侍×」みたいな募集。時折みかけられて、やっぱりちょっと悲しい。
……悲しいけれど、×にされる理由もわからなくはないのです。私自身も特段強くはありませんから大きなことは言えないけれど、彼岸花の維持をできない同業、よく見かけます。というより、野良でご一緒する侍の2人に1人は、彼岸花を使わないくらいの体感。
そして、シナジーをほぼ持たないジョブでありながら、持つジョブに毛が生えた程度の削りしかできない、はたまた負けていたりする方も。判断基準はヘイトリストの順番ゆえにどんぶり勘定だけれど、忍者や詩人よりヘイトリストで下にいる侍となれば、言わずもがなではありましょう。
侍は、確かにお手軽で「そこそこ」強いです。難しい操作をせずとも、それなりの戦力にはなれます。けれど、あくまでそれなり。十全に使いこなすには、修練が必要不可欠です。状況に応じたルート選択、アビリティの活用、方向指定の対応、etcetc…。そして、しっかりと修練を積んだ侍かどうかは、募集段階でわかりません。
零式を攻略するにあたり、そのような不確定要素は好ましくありません。……であれば最初から、募集に含めない。その判断も、円滑に進めるためと考えれば、否定はできません。
難しいお話です。ただ、よく考えてみたら、私は別に侍の地位向上とか考えてなかった。他の方がどう在ろうと、私は私のやり方で修行に打ち込み、いろいろと失敗して、たまにうまくいけばいいのです。参加できる募集で、他を寄せ付けない削りを見せる。ギミックをミスせず、今日は倒すの早かったな、と思ってもらう。
うん、それが私のできる最大の範囲なのです。それが巡り巡って、誰かの役に立つことができれば、望外の喜びといえましょう。まずは自分のできる範囲で、ひとつずつ積み重ねていくところから参りましょう。
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