すっかり桜も散り終え、ところどころ夏が顔を覗かせるようになった昨今、一月ぶりの拙者にござる。桜は華やかな美しさも然ることながら、散り際に見せる瑞々しい新緑とのコントラストが好きです。生命の鼓動を感じるのですよね。白LB3ではござらん。
年初頃からぷっつり途絶えたブログ更新は、桜が散るように燃え尽きてしまったわけではありません。かといって新芽が芽吹いたかというと、そうでもなく。如何とも煮え切らない状態が続いております。というのも、様々な要因によって「FFXIV への熱量低下」が発生しており、この停滞も十中八九そのせい。楽しいのは楽しいもののどことなく腰が重い、それがなぜかを思索する日々でした。
満足した
可能性のひとつ目が「漆黒のストーリーでだいぶ満足した」というもの。これまでも気に入った RPG 系はたいてい終盤で離れています。エンディングまで見てしまえば、結末のピリオドをつけてしまえば、お話が本当に終わってしまうような気がしているのです。もちろん『冒険はどこまでだって続いていく』のだけれど、漆黒のヴィランズに至る旅路で紡がれた物語とその終幕は、私の中であまりに燦然と輝いて、あまりに美しい散り際で。このあとに芽生えくるものたちに目が向いていないのでは、と。
心身の疲労
お仕事の疲れであったり、新コロとの兼ね合いであったり、そうした諸々が意欲減退を引き起こしている可能性がふたつ目。少なくともこれまで通りお仕事はしたくないし、働かないで十億円ほしいけれど、心を病むような感じではありません。緊急事態どうこうも、個人的にはさほど悪影響を感じていません。もともとおうちだいすきですし。パーソナルスペース広めなのでソーシャルディスタンス大賛成ですし。たまにお出かけするときには「人が少なくていいな」と思いますし。コレの可能性はあるけれど弱いかな。
飽きた
これはないですね。やりたいことはたくさんある。「意欲が湧いてこない」は飽きではないと思うのです。
つまり
……たぶん「満足した」んだと思うんです。たいへん手前味噌ですが、割と「足るを知る」タイプです。無論、これからのストーリーにワクワクしている人を強欲と言うつもりは皆無ですけれど、私は自己完結の気がありまして。周囲の状況に関わらず、こんな感じの心持ちになったりします。非常に好意的な表現をすれば求道家で、手っ取り早くいえば集団競技とか向いてない人です。
さておき、おかわりをしようと思えるまでは、本筋からは手を引こうと考えています。引退や休止ではなく、メインストーリーに手を付けない的な。その代わり、刀剣目録は本編ももちろん、こぼれ話で書きたいことが色々あるんです。自己完結する気質を逆手にとり、そちらに注力するのが良き塩梅と考えています。舞草刀のルーツを調べに宮城まで行きましたし。冬だったのでド山中にある舞草神社にはいけなかったけれど。
自己満足を続けているそのうちに、やりたいことの範囲が広がれば手を出せばいいですしね。……やっぱり、考えを文章にアウトプットするのは大事だなといま痛感しました。モヤモヤを実体化させれば照準を定められますから。というわけで、現状と今後のご報告でございました!
いつも楽しく読ませていただいています。私は今、侍しかプレーしていませんので、今まで書かれた事に色々と共感させていただいてます。
心身共に十分に休養していただき、例えば四季が変わる時にでもプレー状況や心境をお聞かせ願えばと思います。
「おもひおく 言の葉なくて つひにゆく みちはまよわじ なるにまかせて」
にはまだ早いと思います。若輩者の侍プレーヤーに道標を照らし続けて下さい。よろしくお願いします!
お返事遅くなりましてごめんなさい、そしてありがとうございます₍՞◌′ᵕ‵ू◌₎
以前は「更新の量」に比重があったものが、時を経て少しずつ変わってきたのかなと思います。ふと思い出したときに覗いてみたらおもしろいものが更新されている、なんてところを目指してみようかなと考えています(ृ ‘꒳’ ृ)