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  2. 2118 view|最終更新 19/11/18

ファイナルファンタジーXIV 複製原画について。

※2019/11/18 追記
情報の追加がありました。詳細はこちらをどうぞ!

 

FFXIV公式グッズを取り扱うe-STOREにて「複製原画」の予約販売が行われています。

ファイナルファンタジーXIV 複製原画 ご予約受付中! (e-STORE)

ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、複製原画とは「高精細高品質で原画を複製した品」をさす、らしいです。らしいというのは、私は知らなかったから!

もともと絵画の複製は美術芸術の範疇で、リトグラフ(オフセット)、セリグラフ(シルクスクリーン)、ジクレー(超高品質ジェットプリント)、などと呼ばれていました。そういうのが好きな方と知り合いだったのでこのあたりは知っていた。そして、それらの技法や印刷法をひっくるめて「元の絵を複製する」という概念に抽出し生まれたのが「複製原画」という言葉……の認識であっている、かな……!

そのうえで、漫画やイラスト等の高品質な「複製原画」を売り出してきた歴史があり、本品もその系譜に連なります。むつかしーことはさておき、ふつーにインクジェットプリンタでぴやーっと印刷したのとは違うんだぜフフン!の認識でおおむね相違ありません。であればこそ、1枚3万超えのお値段設定なわけですね。

聞いてみた

この乱れ雪月花イラスト、本気で購入を考えていました。しかし、購入にあたってたいへん重要である製品の詳細……複製手法の情報が、商品ページにまったくないのです。

たとえば、この「甲鉄城のカバネリ」という作品の複製原画は、画材情報をたどると「キャラファイン印刷」だとわかります。

→ 【WEB限定】「甲鉄城のカバネリ」複製原画 菖蒲 (ノイタミナショップ)
→ キャラファイン印刷について (CHARA-ART)

少し古いですが、大電撃文庫展というイベントで販売された品は、プリンターやドライバー情報まで公開のうえ販売されています。

→ 大電撃文庫展 グッズ情報のページ中程 (電撃文庫)

こういった、商品の質や造りがどうなのか、の情報がないのです。「美しい色合いや繊細なタッチを、高精彩印刷技術で再現」とはありますが、高精細印刷技術などとぼかさず、紙の坪量や使用プリンターやインク種類等を明記してほしいな、と思うわけです。

 

ので、問い合わせてみました。

 

 

 

 

返答は「ページにある以上の詳細な情報はご案内ができません」。

 

 

 

 

 

ページに!詳細が!!

ないのでござる!!!

 

3万円の価値

伝え聞いた話では、オケコンの会場にサンプルがあったそうです。私はオケコンに不参加でしたので、今となっては実物を見て確認することは叶いません。エオカフェにあったりするかな……?ひとまず私の現況では、購入するかどうかは「品質や仕様を確認せず、全幅の信頼をおいて3万円を払えるか」が焦点。

私には……そこまでの信頼やら富豪的余裕はなかった……!やっぱり、納得できる物を購入したいと思います。納得できるのなら10万円でも買うし、納得できなければ1000円でも買えないのでござる。

ちょっとした業務用プリンターで印刷し「高品質製法の複製原画」が罷り通る世界です。天下のスクエニ殿がここまでの金額を払わせてそんな阿漕な真似を働くのは考えにくくとも、「複製原画」というフレーズを持ち出しながら品質面で幅が存在しうる懸念を蔑ろにした商品ページ……胡散臭い!と感じてしまう私には、たぶんご縁がない品だったのだと思います。

もちろん、そういう部分を抜きに、公式に発売される品だから欲しい!という方を否定はしません。純粋な製品品質だけ見てしまうのは生き辛い振る舞いだし、楽しくプレイさせてもらっている恩返し的な感覚で購入されるのも素敵な考え方だと感じます。

そうして購入を決めた方と同様に、こんなふうに考えたり調べたうえで、今回は Not for me やったな!と納得する私でございました!

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