紅蓮のリベレーター実装に伴い追加された地域、ドマ。様々なお話と出来事の舞台であり、明かされゆく今後のストーリーも期待されますが、この実装により、新たな局面を迎えたモノが、もうひとつ存在します。

それは、「ドンマイ」の言い換え候補、激増。

ドンマイとは、Don’t Mind = 気にしないで、の意を持つフレーズです。誰かが何かのミスをした時に、大丈夫だよ、切り替えていこう、と慰め励ますことば。そして、「よろしく」が「よろ」となり、「おつかれさま」が「おつ」となるように、ドンマイは、ドマとなるのです。

 

最も著名な用例は、定型文に登録された「ドマ城」でしょう。そこから「ドマ」が名前に含まれる品へスポットが当てられ、このような用い方がされるようになりました。直近では「ドマ町人地」が追加され、界隈で歓迎の声が相次いでいます。

というわけで、私が使う「ドマシリーズ」を、どんな意味で使うかとともにご紹介。

 

はげまし度　…　★★★★★
なぐさめ度　…　★
ドマ度　…　★★★★★

ドマの金魚、ドマ金。どまきん。
ドンマイであると同時に「金」でもある、という表明。失敗をしたけど大丈夫！！次の君は金メダルさ！！

 

はげまし度　…　★★
なぐさめ度　…　★★★★★
ドマ度　…　★★★★

お茶です。お茶はほっこりしますから、なぐさめ度が高い。お茶でも飲んで、リラックスしていこね。

 

はげまし度　…　★★★
なぐさめ度　…　★★
ドマ度　…　★★★

様々なシチュエーションに使いまわしていける、使い勝手の良さがウリ。ドンマイから実を結ぶモノもある。

 

はげまし度　…　★★★★

なぐさめ度　…　★★★

ドマ度　…　★★★★★

ドマの夜明け。失意の夜もいつかは明ける。間違いを超えたその先で、新たな自分を迎えるぜよ。

 

はげまし度　…　★★★★
なぐさめ度　…　★★
ドマ度　…　★

変化球そのいち。通常ドマを何度か用いたあとに使うと効果的。通常ドマとは。
「オール(全部)」「ドマ(ドンマイ)」「リン(響きがかわいい)」と隙のない構成。

 

はげまし度　…　★
なぐさめ度　…　★★★
ドマ度　…　★

変化球そのに。オールドマーリンとの択一になりがち。ドマでありながらイシュガルドでもある点を効果的に活用したいところ。イシュガルド関連のジョブ(竜騎士、暗黒騎士、占星術師)への声がけにシナジー。

 

はげまし度　…　★★★★
なぐさめ度　…　★★★★
ドマ度　…　★★★★

非常に使い勝手が良いドマ。とりあえずビール、とりあえずドマス。「ドンマイっす」に通じる語感と最小限のシンプルさを兼ね備えます。「ありふれた」というテキストも、肩肘はらない励ましのスタンスに好相性。

 

ご紹介した他にも、私のかばんにはドマザリガニやドマウナギ、ドマ茄子やドマ上布等が、NQ/HQとも収められています。イシュガルドマフィンHQは撮影時に誤って食べた。まさにドマ城。
しかしながら、「ドマ」がつけば何でも良いかといえば、そうではありません。出発点は、「ドンマイという気持ち」です。それを表することのできる品だけが、使用に足るドマなのです。例えば、武器であるドマアイアン○○、ドマスチール○○などは、少し無骨すぎる感。

カッコよく表現すれば、これは美意識とか言語感覚とかになるのでしょうけれど、発揮対象がズレているというご指摘は、たいへんもっともだと存じます。ふつうにチャットで入力すればええやんというご指摘も、そのとおりだと思います。

けれど、ちょっとしたユーモアというか、遊び心というか。

「何個持ってんだこの人」
「ただドンマイと言うためだけにそんな労力を」

みたいな部分も攻めていきたいっていうか。侍としては地元感もアピールしていきたいっていうか。

「ドンマイ」が使われるシチュエーションは、誰かが何かを失敗したときです。ともすればそれは、ギクシャクした空気に繋がりかねません。ミスをした本人も、気に病んでしまうかもしれない。そうなってしまわぬよう、ゆるるんほわんとドンマイコール。ゆるすぎて伝わらないこともあるのが玉に瑕。

特に「どま＝どんまい」が出来上がっていない初々しい方に対しては要注意だ！ネットスラングのご利用は計画的に！

 

同じ世界に身を置くのも、そこで同じパーティになったのも、なにかのご縁。笑わせられたのでも、笑われたのでもいい。失敗がもたらす緊張を、少しでも緩められるのであれば。
ドマが私にくれたのは、侍という天職、人々をすこしだけクスッとできるかもしれない声がけをできる要素、そして、ドマグッズによるインベントリの圧迫でした。(20個超え

今日も、特に反応が返ってこずとも、ワイプしたらばおもむろにかばんを覗き、今の状況なら……このドマやな！と試行錯誤を続ける私なのでした。