製作や分解ができないため憶測になるものの、イチイガシ(一位樫)を用いて作られた木刀と思われます。打刀サイズとなりますが、剣道でいうところの大刀なのか中刀なのかは判然としません。ただ、こちらの木刀は大人が手にする品物ですから、おそらくは大刀(全長約100cm)ではないでしょうか。……ララフェルは、ほら、あの、ねっ。

端的に言えば、観光地で売っている木刀。さすがはゴールドソーサーといったところですね。何らかの特殊な運用を度外視とすれば、ミラプリ用の装備と言えましょう。

鞘や鐔などはなく、柄巻もありませんし、そもそも刃がついていない打撃武器なわけですが、エーテルが全てを解決してくれます。何の問題もありません。

ちなみに、仏版での名称は「Sabre de bois(木製の剣)」、独版では「Bokken(木剣、海外での木刀の呼び名)」なのに対し、英版は「Bokuto」と火の玉ストレートです。

お土産屋に並ぶその土地の名産品……の隣に置かれる木刀。修学旅行先で目にした、という方も多いことでしょう。なぜ木刀？という思いも旅行の高揚感にほだされ、買い求めたはいいが後々気恥ずかしくなるモノ。……私は買ったことありませんけれど！

今も「ご当地木刀」は脈々と息づいているようですが、遠くない将来、姿を消してしまうのかもしれませんね。

→修学旅行でよく見た「お土産の木刀」を全国へ広めた会社は今 :: デイリーポータルZ