「紅蓮」の名を冠せられた打刀……といいつつかなり大ぶりです。まさに紅蓮の解放者の物語終盤、解放者にならんとするダンジョンにて入手できる一振りです。
造 … 菖蒲造。
刃 … 皆焼。
鐔 … 護拳 つき?
柄 … 赤糸 諸捻巻、真鍮の 目貫。
鞘 … 漆塗り?赤紫のグラデーション。
IL/Lv … 300/70
絡繰 … なし
染色 … 不可
入手 … バトル
公式 … 紅蓮打刀
エオルゼアでは比較的珍しい、皆焼 の刃文を有する刀です。非常に美しい刀身は、メタ的なことを申し上げれば「優遇されている」とも言えるグラフィックになっています。峰 の根本には何らかの彫刻が施されていますが、実際の日本刀でもこうしたものはよく見られます。
柄 部分は少し変わり種で、護拳 のようなパーツがついています。これで叩いたら刺さりそう。柄尻 や 鐔 付近に埋め込まれた宝玉や真鍮の細かな飾りが印象的ですね。柄巻 はしっかりとされており、簡素な釘留めですが 目貫 も見られます。
濃い赤紫から白味がかった紫へのグラデーションが美しい鞘。左右対称でテクスチャを節約されがちなところ、表と裏で別テクスチャになっています。表には 帯取 らしき紐がありますが、裏にはないのです。
美しい刀身と鞘、そして物語の一節を代表するかのような呼び名。類似品はなく、実装からしばらく経ってなお唯一無二の存在となっています。寸評で申し上げた通り、打刀とされながらも下手な太刀よりも長大で、日本刀の特徴を有するものの中では最大級です。
いろいろな文脈を踏まえて選ぶもよし、純粋にその美しさと勇壮さで選ぶもよし、の一振りです。
日本語で「紅蓮」が被っているだけで、例えば英語では Stormblood ではなく CrimsonLotus ですが、それでも「紅蓮決戦 アラミゴ」などのボス後に入手したとなれば、物語の文脈が色々と乗ってくるものです。また、それこそ紅蓮時代(2017年)は侍自体が実装されたばかりであり、ミラプリの候補そのものに乏しかった頃でもあります。そんな時に確認された美しい刃文の刀は、侍たちを幾度も決戦に導いたとかなんとか。
個人的なお話ですが、私も座右の一振りである朱雀直刀【輝】が実装されるまで、この刀をミラプリし続けていました。侍の実装、侍としての歩み、それらも乗っかった意味では、とても思い出深い一振りです。
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