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[刀剣目録] 蒼鉛鋼打刀

動画
静画(ミラプリ/染色例含む)

寸評

ビスマスを素材とした刀で、スカエウァ・マジテックサムライブレードと同じデザインです。あるいは彼の作品を知ったガレマール帝国の研究者が新素材でリファインした……なんて推測もできそうな一振りです。

形状

つくり。形状から刀を区分けする分類。「○○造」と称される。刺突に向く、斬撃に適するなど、形状ごとに特徴がある。菖蒲造しょうぶづくり。 鎬造から横手筋(よこてすじ。刀身と先端の境界になるライン)を排した、菖蒲の葉に似る形状の造。短刀や脇差に多い。どちらかといえば刺突に向いた形状。
やいば。は。切断や刺突に用いられる鋭利な面のこと。また、その面に表れる文様、刃文/刃紋(はもん)のこと。折り返し鍛錬おりかえしたんれん。日本刀の製作法。金属を熱して折り返しながら叩き伸ばすことで三万を超える層を形成する技法。 ではなさそう。
つば。指の保護などの実用性もさることながら、高い装飾性を持たせられるため、刀と鞘に並ぶ日本刀の重要パーツ。侍のジョブアイコンは鐔がモチーフ。 … 太極図風の意匠。
つか。刀の持ち手のこと。滑り止めを巻いたり凝った装飾を施したり、刀の設計思想や使用者によって特色がある。諸捻巻もろひねりまき。重なる部分を高くし握りやすくした手法。綺麗な対称となる。 風。
さや。刀を収納するケースのこと。入れば良いわけではなく、刀が内部で鞘に直接触れると刃こぼれ等が起き得るため、作成には高度な技術が必要。エオルゼアの刀には保管用の白鞘(しらさや)がなく、すべて持ち運び用の拵(こしらえ)と呼ばれる形状の鞘が付属する。 … 二股の変わり鞘。

仕様

IL/Lv … 533/84
絡繰 … あり
染色 … 不可
入手 … 製作/クエスト/NPC販売
公式 … 蒼鉛鋼打刀

検分


スカエウァ刀と同じく、鎬造しのぎづくり。鎬(しのぎ。刃と地の境)と横手(よこて。刀身と先端の境)に筋をつけ、棟(むね。刀の刃を表とすれば裏側部分、いくつかのパターンがある)も形成する、典型的な刀の形のこと。単に日本刀と呼ぶ場合にイメージされるフォルム。別名を「本造(ほんづくり)」。 にも見える 菖蒲造しょうぶづくり。 鎬造から横手筋(よこてすじ。刀身と先端の境界になるライン)を排した、菖蒲の葉に似る形状の造。短刀や脇差に多い。どちらかといえば刺突に向いた形状。 です。最大の注目点である変形も同じで、以下のような機序となっています。上の動画にもありますのでご確認くださいね。

二股に分かれた刀身がドッキング→刀身中程にある収納式ブレードが鐔に向かって展開→変形完了後に魔導的な刀身補強等の効果が発動(=発光)?の順。


みね。刀身の刃がついていない部分。鈍器でぶん殴るのと同義なので峰打ちも大概な攻撃である。 側には物理的な補強パーツも展開されており、一般的な刀とはやはりフォルムが違います。


あるいは、さや。刀を収納するケースのこと。入れば良いわけではなく、刀が内部で鞘に直接触れると刃こぼれ等が起き得るため、作成には高度な技術が必要。エオルゼアの刀には保管用の白鞘(しらさや)がなく、すべて持ち運び用の拵(こしらえ)と呼ばれる形状の鞘が付属する。 へ納める際のガイド的な意味合いなのかもしれません。そしてやはり、鞘の後ろ部分はどのような意味があるのでしょうね……?


スカエウァ刀のように染色はできないため、蛍光する部分は青から紫色の間を行き来します。ベースは黒色で、柄尻つかじり。持ち手の一番下部分のこと。鞘尻さやじり。鞘の先端のこと。太刀なら石突(いしづき)、打刀なら鐺(こじり)とも呼ぶ。 の装飾が金色に近いといったカラーリングです。この色味とギミックに惚れた、という方には唯一無二の一振りとなってくれることでしょう。

小話:壱


ビスマスは現実世界にも存在する元素です。最も有名なのは、ビスマスを溶かしてから固める際に生じる美しい「骸晶(がいしょう)」でしょう。金属的な性質としては脆く、低温で溶融します。本品にもあるように「蒼鉛」と呼ばれ、実際に鉛の無害な代替品として活用されてもいます。ただ、ビスマス単体の色はブルーではなくシルバーであり、「蒼」が持つ意味のひとつである「古びた」を指して「古びた鉛」的な名付けかなと思います。

そんなビスマスがエオルゼアでインゴットとして流通しているわけですが、ビスマスインゴット、錫との合金です。これは低融点合金と呼ばれる組み合わせで……明確な比率は推測ですがビスマス5:錫1だったとすると……だいたい140℃くらいで融けます。

ここから導けることはふたつ。エオルゼアは現実世界と物質法則が元素レベルで違うために現実世界に立脚した化学的アプローチが不毛な可能性と、ある程度は近似したうえで、武器素材として致命的な欠点を補って余りあるエオルゼア科学的な処理が存在する可能性です。魔化学がまさに。……なんてことを考えるのも楽しみのひとつですね!

小話:弐


ゲームの導線的な意味であまり目くじらを立てるべきことではありませんが、この刀、月でも売られています。どうやって仕入れたんでしょう。

また、デザインがネロさンの作と酷似しているのは由々しき事態です。ネロさンが真似された側ならば、なぜそれが月で流通に乗っているのか、シャーレアンが流したのか等の疑念はさておき、まあなんとか。ただし、ネロさンが誰かを真似たのであれば一大事です。さすがに彼がそんなことをするはずが……おや、こんな夜更けに誰でござるか……?

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