第一世界に存在する妖精の里に関連した刀です。木材を加工した鞘や柄など、妖精のエッセンスが感じられる一品です。先出の同系色違いの一振りと比べ、佩用に制限がなく、着色できるのが大きなポイントです。
造 … 菖蒲造。
刃 … 細 直刃。
柄 … 木製、飾りはたぶん鉄以外の金属。
鞘 … 木製、飾りはたぶん鉄以外の金属。
鐔 … 木製、飾りはたぶん鉄以外の金属。
IL/Lv … 400/73
絡繰 … あり
染色 … 可
入手 … バトル
公式 … フェイブレード
グリダニアンキャプテン・カタナと同型色違いです。悪く言えば使い回しなのですが、辻褄が合うというのがすごい。そのあたりは後述。形状の検分もグリダニアンキャプテン・カタナの記事に譲りましょう。
グリダニアンキャプテン・カタナとの違いは、染色ができること。元が色の濃い木材であるため鮮やかに染まりはしませんが、木の温かみを感じる風合いに染まります。ファンタジー・ファンシー感がほどよい塩梅で、なかなか魅力的な一振りとなっています。
第一世界の妖精たちは、おおまかにまとめると「古典的なピクシーがモチーフ」といえます。彼ら彼女らは鉄が苦手とされ、ストーリー上でも「つめたくて、かたーい鉄」が同族への脅しに挙げられていたりします。であるなら、妖精の里にある品に鉄が使われていない可能性は高いでしょう。
ゆえに、もともとは「林都の特産である木材をふんだんに使った刀」として作成されたこちらのグラフィックをあてがったのだと考えます。FFXIV 設定班はそうした連想ゲーム……言葉を悪くいえばこじつけが非常に上手だと感じます。めっちゃ褒めてます。
さておき、鉄(Fe)でない金属……銀(Ag)や銅(Cu)ないし真鍮(Cu-Zr)などは特に言及されていないことから、妖精たちも扱えるとも考えられます。この刀を彩る飾りは妖精の秘術で作られたのかな、なんて想像は楽しいですね。あるいは、鉄が使われているからこそ、宝物庫に放り込まれていたとも考えられます。フッブート王国の剣豪が遺したものだったりするのかもしれません。こうした想像の余地もまた良いものです!
‘ぶっとば’された貴ウェブログのテストも兼ねまして。
厨二病が重症化すると、ドイツ語からラテン語に傾倒していくのは必定ですね。(嘘)
XIVだと
fatumー┳→Full Active Time Event
┗→Fête
こんな分岐でもしたのでしょうか…
P.S. Teminus est Crocea Mors(ターミナス・エスト・クロケアモルスァ(✖ァ)、某の狩人さんのFatal attackですが、
これを「終わりだ、此れなる…「山吹イタル死」ッ!」とか訳しちゃうと、もう末期です。余命ゼロです。
ゲーム世界の言語解釈ってややこしいこともあれば明快なこともあり、なかなか難しいながら楽しいですね₍՞◌′ᵕ‵ू◌₎本稿の「フェイ」も現代地球が過去に経験した経緯でしかなく、ハイデリン世界観でのそれとの対応は確定ではありませんしね。
ただ、やっぱり地球世界観に生きるものとしてはその尺度をあてはめがちで、それは製作者サイドも往々にしてそうですから、そのへん色々と反復横跳びしながら扱えたらいいなーと思います!