改革を経たイシュガルドで生まれた、新たな皇都様式の刀です。黒と金を基調とし、派手すぎない美しさを感じさせます。刀身はすらりと長く、槍術の発展したイシュガルドらしい形状とも言えそうです。
造 … 菖蒲造 か 両刃造。
刃 … 直刃っぽい。
鐔 … 西洋剣風。
柄 … クッション風の布張り。
鞘 … 金と黒、中空の構造。
IL/Lv … 480/80
絡繰 … なし
染色 … 可
入手 … 製作
公式 … ネオイシュガルディアン・ブレード
細く長い刀身は 菖蒲造 のようですが、両刃造 にも見えます。いずれにしても突き技に適した構造です。イシュガルドではドラゴン族の硬い鱗を貫くための槍術が発展しており、それに準じたとも考えられます。
そもそもを言えば 折り返し鍛錬 か否かの見分けが難しい代物ですので、グラフィックの限界の先は各自の想像で補完したいところ!
鞘は中空構造になっており、納刀状態と抜刀状態で見た目が異なります。遠目には目立たない変化ながら、イシュガルドの誇る加工技術や美的感覚を感じられる機構となっています。
こちらの刀は「ネオイシュガルディアン装束」の一部で、揃いの防具が存在します。いずれも黒や金を基調とし、貴族的華やかさのなかに機能的デザインが取り入れられ、古き因習を排し、新生したイシュガルドを象徴する装束といえましょう。
染色すると明度が低めに染まることから、落ち着いた色味でまとめる際にも使えそうです。目立って個性的というわけではありませんが、いろいろな部分が高水準にまとまった一振りといえます。イシュガルド風の味付けをご所望の際は、ぜひご検討くださいね。
同型色違いとしてフォーギヴン・ブレードが存在します。あちらは IL418/Lv79 装備であり、Patch5.2 で実装された本品よりもゲーム内での登場は早い……のですが、構想自体はネオイシュガルディアン・ブレードが先なのではと推測します。
直近でもイシュガルド復興などのイシュガルド系コンテンツが追加されているように、かねてより竜詩戦争の先を描いたお話が練られていたのは明白。そのなかで「新たなイシュガルド」を象徴する装備群が検討されるのも自然な流れです。コンテンツ自体はギャザラー・クラフター向けだったとしても、新イシュガルド装束構想は早い段階で存在したと考えられます。刺突に向いた形状と騎兵文化の関係なども挙げられます。
一方のフォーギヴン・ブレードは、5.0 ストーリーで登場するダンジョン産とはいえ、この刀自体にストーリーや設定と強力にリンクする何かはない……と私は考えます。よって、先にネオイシュガルディアン・ブレードとして原型が作られたのち、5.0 の各ダンジョン設計において流用されたのでは、と推測します。あくまで推測です!
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