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  2. 806 view|最終更新 20/08/07

[刀剣目録]鳥頭の太刀【改】

動画
静画(ミラプリ/染色例含む)

寸評

「とりあたま」ではなく「とりがしら」。すごく、こう、ドラクエにありそうな見た目です。禁断の地エウレカにて入手できる「エウレカウェポン」で、幾度かの打ち直しを経て完成します。最終段階では派手なエフェクトが備わり、大変目を引く一振りです。

形状

造 … 切刃造
刃 … 直刃
鐔 … 翼のような意匠。
柄 … 赤鮫皮、黒糸諸捻巻
鞘 … 白と青の宝玉、雷光のような意匠。

仕様(最終段階のみ表示)

IL/Lv … 405/70
絡繰 … あり
染色 … 可
入手 … クエスト
公式 … 鳥頭の太刀【禁】

検分



エウレカウェポンの多数ある段階の最終盤、鳥頭の太刀シリーズがこちらの見た目です。鳥頭の太刀から染色可能で、続く鳥頭の太刀【禁】と最終段階・鳥頭の太刀【改】ではエフェクトが付与されます。菖蒲造のようにも切刃造のようにも見えますが、どちらかといえば切刃造に思います。おそらく「刀ではない(剣)」可能性が一番高いでしょうけれど、こうした分類はあくまで机上のお話でござるゆえ。


ドラクエっぽさを醸し出す鐔まわりの飾り。竜族の翼をデフォルメしたかのような金物の根本には、大きく青い宝玉が嵌め込まれています。宝玉は抜刀をするとゆったり明滅を繰り返します。周辺のパーツは染色されますが、宝玉はそのままです。


柄尻に鳥のモチーフがあるから「鳥頭」なのですが、どう見ても鳥ではありません。こじつけが得意な拙者でも諦めるレベルにござる。でもエオルゼアと現実世界は違うのでね。都合よく解釈していくでござる。鮫皮はざらざらな質感で、染色によって色が変わります。巻糸はそのまま。


鞘には稲妻のようなデザインで塗装がされているほか、淡い青白色の宝玉が埋め込まれています。刀身の紋様も含めて、作成者によって描きこまれているように見えますが、その意図やこの推測の真偽は不明にござる。染色をしても刀身の纏うエフェクトは変わらず、エフェクトが大々的なため、色の判別は少々しづらいかも。その代わり、鞘は染まる範囲が広く、納刀時はよく映えることでしょう。


一見すれば「侍」感の薄い外観で、実装当時、一部のプレイヤーからは不満の声もあったと聞きます。気持ちはよく分かりますし、後述するように名称とその由来が噛み合っていない部分もあります。しかしながら、洋刀と考えればなかなかインパクトのある一振りと言えます。エウレカ地帯そのものがそうであったように、先入観や既成概念に囚われないことの重要さを訴えている……のかもしれませんね!

逸話


鳥頭太刀/鳥頸太刀(とりがしらたち/とりくびたち)とは、柄尻に鳥の頭をモチーフにした金物が取り付けられている刀のこと。雉、鳳凰、鷹などが象られ、祭祀に用いたほか、鷹匠が主に佩いたとされます。せっかくですので、そのあたりに触れてみましょう。まず、現実での実例は以下です。どことなくコミカルな外見をしています。後述しますが、エオルゼアの「鳥頭の太刀」には、こういった飾りはありません。




(出典 → ひとつめとふたつめみっつめ)

というわけで鷹匠のお話。日本では古来より、権威の象徴としての鷹狩が営まれてきました。起源は古く、仁徳天皇が鷹甘部(たかかいべ)という鷹匠組織を設けたのが始まりとされます。ノブHideヤスなどの面々も鷹狩を大変好んでいたこともあって、武家の嗜みとして隆盛しました。狩場の整備や鷹の育成から獲物の誘導などなど、鷹狩には様々な要素が必要です。現地の民との調整や動員を含めた軍事演習の側面もありました。それを成功させたとなれば、セッティングした者の評価はうなぎ登り。現代の接待ゴルフ的な。

となれば、専門の担当者を置くのが効果的です。あるいは自分が楽しむためにも、しっかりとした資源管理は重要。というわけで、江戸時代には鷹の餌となるスズメを管理する餌指 (えさし)、追い立てる用の猟犬を管理する犬牽 (いぬびき) などを御鷹奉行 (おたかぶぎょう) が統率する組織が誕生。各藩とも同様の体制となり、鷹狩でゲットした獲物を家臣に下賜することもよく行われました。


そんな鷹狩において重要な役割を果たすのが、もちろんながら鷹匠。そのため、待遇のひとつとして苗字帯刀も許されました。彼らが好んだか、あるいは着任時などに贈られたのか、鷹匠は鳥頭太刀を佩いていたとされるわけです。鷹匠が刀を振るうシーンはなかったでしょうから、あくまでシンボルとして、権威的な意味合いが強かったのであろうと考えられます。

で、この鳥頭の太刀。やっぱり鳥の頭モチーフのパーツはないように思います。「ひんがしの国」から伝来した際に何か伝言ゲームや勘違いがあったのか、あるいはもっと別の設定があるのか……現時点では不明ですが、まあ、そういうことなのです₍՞◌′ᵕ‵ू◌₎

小話


「ミラージュプリズム」システムがあるため、当人がお気に入りの一振りに外見を上書きしがちです。しかしながら、本シリーズ最終段階の「鳥頭の太刀【改】」は、特殊状況下でミラプリ率が大きく下がるとの観測結果が私の中であります。

その特殊状況下とは、バルデシオンアーセナル攻略時。

鳥頭の太刀【改】は、エウレカコンテンツ内で他を大きく突き放す性能を誇ります。それを所有しているか否かで、他者から見た戦力度合いは大きく異なってくるほど。そこで、ぱっと見たときに「エウレカウェポンを持っている」ことをアピールできる/確認してもらえるため、ミラプリをしない、というわけです。そういうアピールを良しとしないのも当然許容される価値観ですけれど、着飾るよりも実利が歓迎される状況もある、ということを覚えておくと良いかもしれません。

2020/08/07 … 初版公開。

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