1. 刀剣目録
  2. 233 view

[刀剣目録] クラシカル・サムライブレード

動画
静画(ミラプリ/染色例含む)

寸評

年季の入った「サムライブレード」です。純然たる日本刀ではないものの、名の通り「サムライブレード」としてはクラシカルかもしれません。ソードブレイカーのような機構が特徴的な一振りです。

形状

つくり。形状から刀を区分けする分類。「○○造」と称される。刺突に向く、斬撃に適するなど、形状ごとに特徴がある。菖蒲造しょうぶづくり。 鎬造から横手筋(よこてすじ。刀身と先端の境界になるライン)を排した、菖蒲の葉に似る形状の造。短刀や脇差に多い。どちらかといえば刺突に向いた形状。 風のフォルム。
やいば。は。切断や刺突に用いられる鋭利な面のこと。また、その面に表れる文様、刃文/刃紋(はもん)のこと。折り返し鍛錬おりかえしたんれん。日本刀の製作法。金属を熱して折り返しながら叩き伸ばすことで三万を超える層を形成する技法。 ではなさそう。
つば。指の保護などの実用性もさることながら、高い装飾性を持たせられるため、刀と鞘に並ぶ日本刀の重要パーツ。侍のジョブアイコンは鐔がモチーフ。 … ソードブレイカーっぽい。
つか。刀の持ち手のこと。滑り止めを巻いたり凝った装飾を施したり、刀の設計思想や使用者によって特色がある。柄巻つかまき。手が滑らないよう持ち手部分へ巻かれる糸や革、および部位のこと。野球バットのグリップと同じ。目貫めぬき。刀身が柄から抜けないよう、柄と茎(なかご。刀の根本部分)に穴を開け、そこを通して両者を固定する金具のこと。この上から柄巻をしたり、凝ったデザインを見せるため柄巻の上にきたり、いろいろある。 なし、黒塗り木。
さや。刀を収納するケースのこと。入れば良いわけではなく、刀が内部で鞘に直接触れると刃こぼれ等が起き得るため、作成には高度な技術が必要。エオルゼアの刀には保管用の白鞘(しらさや)がなく、すべて持ち運び用の拵(こしらえ)と呼ばれる形状の鞘が付属する。鞘尻さやじり。鞘の先端のこと。太刀なら石突(いしづき)、打刀なら鐺(こじり)とも呼ぶ。 等に 金物かなもの。読んで字のごとく金属のブツ。留め具だったり飾りだったりする。

仕様

IL/Lv … 580/90
絡繰 … あり
染色 … 不可
入手 … 製作
公式 … クラシカル・サムライブレード

検分


刀身の形状的に、折り返し鍛錬おりかえしたんれん。日本刀の製作法。金属を熱して折り返しながら叩き伸ばすことで三万を超える層を形成する技法。 で打たれた刀ではなさそうです。長大で反りがある細身の刃ではあるものの、その点で厳密には日本刀ではないといえます。でもこれは「サムライブレード」ですのでね。


特徴的なのは、刃側についたソードブレイカー的な機構。一般的な「刀」と考えれば特にその場所に違和感を覚えるパーツですが、そのあたりは小話にて。単純に 護拳ごけん。西洋のサーブル等から着想を得た、相手の攻撃から拳や指を守るための構造物。純日本刀には存在せず、フランス式剣術の導入が進められた明治期の軍刀などに見られる。 的な捉え方もできます。唐鐔からつば。唐様式の鐔で、一般的に想像される鐔より小さい。平安時代以降、儀礼用の刀に用いられた。 っぽく見えるパーツは、青白く明滅します。


鞘はメンピサン材を黒く塗ったと思われる材質です。メンピサンはインドネシア特産であり、ラザハンの趣がある……かもしれません。鞘尻さやじり。鞘の先端のこと。太刀なら石突(いしづき)、打刀なら鐺(こじり)とも呼ぶ。 などに細やかな装飾が施されています。11個の丸がなんとも意味深ですが、それはさておき宝玉部分は明滅します。



こうして見ると、柄巻つかまき。手が滑らないよう持ち手部分へ巻かれる糸や革、および部位のこと。野球バットのグリップと同じ。 はありませんが握りづらいほどでもなさそうです。その代わり、柄尻つかじり。持ち手の一番下部分のこと。 はだいぶ鋭利なため、気をつけないと取り回しの最中に自分にサクッと刺す恐れがあります。要注意にござる。

「黒ベースで金装飾」は汎用性のある組み合わせゆえに刀でも競合は多めです。比較的スレンダーかつリアル系な個性のため、どの種族でも合わせられますが、エレゼンやヴィエラの侍にはしっくり来るかもしれません。染色できないのがちょっぴり残念ですが、いろいろなモノに収まれる一振りかと存じます。

小話


「日本刀」はなかなかに繊細な武器です。へっぽこが使うと簡単に刃毀れはこぼれをさせますし、戦場いくさばにおいても斬れ味を保つには卓越した技量が求められます。鋭く研ぎ澄まされるがゆえに側面からの衝撃には弱いため、ちょっと斬りつける角度が悪いだけでも冷や汗モノです。斬られた側は汗どころではありませんけれど。

であればこそ、刃側で攻撃を受け止めるような構造は日本刀として考えづらいのです。時代劇の殺陣はあくまで華やかなフィクションゆえ。ガキンッと受け止め鐔迫り合いから相手の得物を絡め取る!というのは、運用としてミスマッチなんですね。

その文脈で「サムライブレード」。日本刀なんて概念が生まれるずっと前、クラシカルな刀はもっとシンプルだったとされます。スマートに斬り払うのではなくワイルドに叩き込んだのだと。防具ごと斬り結べる名刀もありましょうが、大抵の足軽には無縁の世界です。さらに相手も防具はつけているのなら、質量の塊でブッ叩くのが早いわけです。日本刀として洗練される前、刀の在り方を垣間見せてくれる一振りです。

よって、刃物ながら割と鈍器寄りであろうサムライブレードであればこそ、この構造を持っている根拠になるのかな、と思うのです。

刀剣目録 recent post

  1. [刀剣目録]ダークホースチャンピオン・サムライブレード

  2. [刀剣目録] マンダヴィル・サムライブレード

  3. [刀剣目録] ゴーストバーク・ブレード

  4. [刀剣目録] 紅蓮打刀

  5. [刀剣目録] 蒼鉛鋼打刀

関連記事

Comment

  1. No comments yet.

  1. No trackbacks yet.

過去目録
PAGE TOP