話題の日本刀ブックを購入したでござる₍՞◌′ᵕ‵ू◌₎すごくよい…… pic.twitter.com/YuGnurADZf
— 松乃雪 (@Matsu_no_Yuki) November 3, 2019
先週末、入門用として非常に良質!とTwitterで話題になっていた「ふでばこ」の日本刀特集号を購入しました。用語解説もしっかり押さえており、デザインが良いために参考資料感が薄まって読みやすく、評判も頷けます。「日本刀大全」のような専門系書籍と比べれば物足りない部分もありますが、専門書でないからこその視点や解説などがとっつきやすく楽しい。
そしてなにより、私自身の成長を確認できるのが楽しい。₍՞◌′ᵕ‵ू◌₎
「鎬造、庵棟、魳鋒(しのぎづくり、いおりむね、かますきっさき)」
と書いてあるページで、刀のおおまかな造形が浮かんだのです。刃は片側だけで鋒はかなり小さめ、棟も一般的な三角形ならばオーソドックスな形状か……と。およそ今年の頭までは理解していなかったであろう用語の意味を理解し、イメージできるようになっていたのです。
ほかにも刀の成立、形状の変遷、たたら製鉄に関することなど、これまで積み重ねてきた知識の復習になったり、知識をベースに理解が及ぶことが多々あり、読んでいて二重の意味で楽しめました。刀剣目録に活かしていきたい!
自分自身の成長に気づけたとき、えもいわれぬ嬉しさがじんわりとひろがっていくもので、ある意味でゲームとはその体験を得られる手段のひとつなのかな、と考えることがあります。スキル回しができるようになった、適切な装備を選べるようになった、バトルのギミックができるようになった、町中での移動がスムーズになった、チャットで上手に交流できた、などなど。
そういう少しずつの進歩や成長は、漠然と遊んでいると気づきにくいものです。ときどき自分を顧みることで、見落とさないようにしたいですね。
もちろんまだまだ(刀に限らず)わからないことばかりで、ちょっとした成果で慢心するつもりはないけれど、道の途中に見つけられる楽しさは貪欲にゲットしていきたい私でございました!
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