このフレーズは「同じ阿呆なら踊らな損々」と続きます。損得の話を持ち出されると、損してるか決めるのは自分なんだけど……と反発したくなる程度には、人間が幼い私です。踊らずに見ることとした私の判断を、手前の価値観で勝手に貶さないでいただきたい、って。
さておきまして。扇動に加担するつもりはないためリンクは張りませんが、「FFXIVが無料化を検討!?」という意味合いのまとめ記事が複数箇所で公開され、それらをもとに、フォーラムやTwitterの各所で議論が巻き起こりました。……起こったのですが、発端の(まとめ記事が言うところのソースである)記事は以下。
Final Fantasy XIV: Closing in on peak WoW
えいご。えいごのいんたびゅーきじですね。その中段に、
That being said, if 80% or 90% of our players are demanding we go free-to-play, then we might need to look at shifting our business model,
– 80%か90%のプレイヤーから「基本プレイ無料にしてほしい」と要望があれば、ビジネスモデルを変更する必要がある。
But we would also need to change our game design to match that business model.
– しかし同時に、ビジネルモデルに見合ったゲームデザインへの変更もしなければならない。
It all depends on what the game design should be based on what our players’ needs are.
– それらはすべて、プレイヤーの要求に基づいて行われる対応である。
……とあります。
これをもって「基本無料を検討している!」と囃して踊るのは、ちょっとアレかなって。義務教育を終えてらっしゃらない?踊るかどうかは自由でありますけれど、踊りの質を、すこし考えたほうが良さそうですね。
今回に限らず、まとめ記事や、どこの馬の骨かもわからない人間の言うことを真に受けていないか?感情で目が曇っていないか?口を動かす前に、自分の目で情報元、原文、ソースをあたったか?という意識は大事です。
話のネタにしただけだ、と仰られるのも自由ですが、踊る阿呆陣営に加わった事実は残ります。その姿を冷静な目で見る阿呆もいたわけですが、どちらが損をしたのかは、それぞれが鑑みればいいんじゃないかな、というよくわからない締め方で、この記事おしまいです!
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