1. 随筆
  2. 499 view|最終更新 19/05/05

反面教師の大切さ。

ここ数日、Twitterでいくつかの炎上を目の当たりにしています。被害者かのように振る舞いながら、実は自らの不誠実が原因だった者とか。持論を強硬に展開するあまり、他者への気配りが欠落していた者とか。えらくマズい対応だなーっていうのが、ね。

古代インドにおいて、意識の最深部、コアを指し示す「アートマン」という語があります。アートマンは「~ではない」の積み重ねによって定義されるものであり、鏡に映し出されたそれこそが真なる自分・自我である、とされます。

つまり、冒頭のような方たちを見つめ、自らと対比させる鏡とし、自分ならどうなのか、どうするか、どうなるのか、を考えることが大事。このご時世、いつ自分が炎上するかわかりませんから。そういった意味で、反面教師となってくれる方は貴重なのです。

 

 

炎上を見て、あるいは加担して楽しむのは下衆の所業でありますが、燃えてしまったあとの灰は、捨て置くにはもったいない。有効に活用し、他山の石とすることで、残された私達は生きながらえていくのです。
それはさながら淘汰のようで、自然の摂理らしさがありますけれど、なかには悪意ある放火者もいますから、そのあたりには要警戒。感情で判断せず、事実と時系列を把握したうえで、自分のアタマで判断すること、を意識していきたいですね。

随筆の最近記事

  1. 距離感のありかた。

  2. 当面の目標を立てました。

  3. リソースの割り振りかた。

  4. 暁月のフィナーレ、発売延期について。

  5. 落ち着くスタイルと出逢うこと。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


過去目録

PAGE TOP