1. 日記
  2. 1006 view|最終更新 20/03/14

新型コロナは極蛮神のようなもの。

本日のテーマは新型コロニャン。世界各地で猛威をふるうコロナウィルスについてです。5.21 アップデートの直後だというのに!!今週の零式は手をゲットでござる!!不謹慎か!!かたじけのうござる!!

※ 追記
私のおきもち記事をお見せする前に、正しいインフォメーションとエビデンスがまとまった記事をご紹介しておくでござる!
新型コロナウイルスに関する簡単な解説とまとめ記事 – ぱそろじすと・あっと・ざ・らぼ

「極風邪」

各種データから、私個人は「ちょっとキツい風邪」と判断しています。それこそ、通常の風邪をノーマル蛮神としたら新型コロナの風邪は極蛮神級。

コロナウィルスは「風邪」の原因微生物で、アデノウィルスと並び主要なひとつです (→参考)。つまり、新型コロナウィルスで発症する病気は「風邪」です。ただ、風邪は風邪でも新興感染症であるため抗体を持つヒトが存在しないかもしれず、新型であるため全容が未解明で危険度が高いと推測もできるため、世界中が大騒ぎしています。かつてのスペイン風邪は新型コロニャンの 5~10 倍の致死率ですから、比較対象として不適切なのはさておき。

直近のルビーウェポンもですけれど、実装直後って、攻略法がわからないから手探りです。こう対応したらいいんじゃないかーとか、前にあったギミック処理が適用できるんじゃないかーとか。新しいウィルスへの対策も、だいたいおんなじなんですよね。既存薬を投与してみたり。

パスタの国のこと。

現状、感染判明者数が多いのは韓国とイタリアです。韓国は日本とベラルーシに次ぐ世界 3 位の人口比病床数を頼りに、積極的な検査をしてきました。日本のとった対策とはおおむね真逆です。結果、感染者が多数検知されたのですが、なんとか医療崩壊は起こさずに済んでいるようです。韓国の医療現場はほんとによくやっていると思う。敬意を表します。この対策を採れる G20 加盟国は韓国と日本だけでしょう。日本は異なるアプローチで十分称賛に値する対応をとった点は後述。

そしてイタリア、割と大変な状況です。積極的検査をしてみたのは良いものの、現場では医療崩壊が起きている可能性。人口比病床数は日本や韓国の 3 割以下、かつ直近の財政再建の影響で医療関連費が削減されたため、人的資源が不足しています。偽陽性でも収容しなければならないため、病床が不足、医療従事者も不足。結果、通常の医療サービスすら停止状態となっている恐れがあります。退職した医療関係者や研修生を現場に駆り出していると報道された時点で激やばばでしたけれど。

くわえて、明確なエビデンスはありませんが、武漢で発生したものとは別の型である可能性が指摘されています。つまり武漢とは別の新コロニャン (あるいは武漢のものが変異) かもしれない。その変異の仕方が「致死率の悪化」という最悪なパターンなのではというお話。前述の医療崩壊とのコンボで単純に満足な治療を受けられていない可能性もありますが、果たしてどうなることやら。ただ、それでも以下の通り「すぐには死なない」ので、日本国内の環境においては必要以上に警戒しなくてはよさそうです。

いまイタリア国内では、各種生活用品のほか、パスタが品薄とのこと。お国柄ですね。

※追記

この記事を書いていた最中に、まさしくイタリアにおける医療崩壊の取材記事が公開されていました。当たって欲しくありませんでしたが、ドンピシャしてしまいましたね(:›_ヽ)_

イタリア、医療現場混乱で感染急増か 全土で移動制限 – 日経web

かかってもすぐにはしなないよ

やたら不安を煽る報道や声が挙がりますけれど、バタバタ死ぬ凶悪ウィルスなら、そのへんに死体が転がっているはずです。が、皆さんゴホゴホしてはいるけれど、生きてますよね。社会の歯車となる生の意味とは!などの哲学はさておき、つまりその程度です。かかったあと肺炎になるかも!の不安はもっともですし、実際に肺炎症状が起きやすいウィルスですが、感染しても自覚症状がないまま治癒することも多数あるとされます。感染経路も一般的な風邪と変わりませんから、あとは社会および個人の生活環境の衛生具合です。

日本と海外では、環境も風習も違います。ハグの文化、マスクの未浸透、水道水の清浄度……すべてにおいて、日本ほど衛生環境および防疫対策が均一に高度な国はないといえます。言い換えれば海外の国はおしなべて不潔なのですが、ヨーロッパ白人諸国が「モンキーが騒いどるわ!!」とふんぞり返っていたら自分たちの国内でも流行るあたりはモンティ・パイソンめいてちょっと好きです。

武漢で人が倒れている動画を見たよ!

私もみました。ショッキングな動画でしたね。でも、アレが本当に新型コロナに起因した症状かはわかりません。明確な臨床報告が存在しませんので、コロナのせいかもしれないし、違うかもしれないとしか言えないのです。後述しますが、武漢は早々に医療崩壊を起こしています。受付窓口に長蛇の列なんて、医療崩壊の最高にわかりやすいワンシーンです。

そして、長蛇の列には別の病気や症状の方も巻き込まれます。本来よりも何倍、何十倍も待たされたうえで、診療に割かれる時間は限りなく減っている状況。まともな治療が受けられるはずもありません。であれば悪化するし、行き倒れも発生するでしょう。ついでにいえば、不安だからと受診し、元々は罹患していなかったのに行列でうつされた方も多いでしょう。お気の毒ですが、非常に率直にいえば、同情はできません。知性を放棄し、獣と化した人間の末路として記録すべきではあります。

動画に話を戻すと、あれで何らかの判断はできませんとしかいえません。強いて言えば、ああいった動画を根拠に恐怖を煽る者を見分けるリトマス試験紙です。それでも「不安!」に囚われたヒトは、断言してくれる人に判断を委ね、真偽を考察せず、信じようとします。そうすれば楽だし、何かあっても「自分は悪くない、あの人が言っていた」で逃げられると思っているんです。なんともはや、でござるな。

さておき、これは私個人の私見ですが、既に日本国内でも多数の感染者が発生していると考えます。万人単位で罹患しているんじゃないかなー。でも、そのほとんどは「風邪っぽいなぁ」で終わったのでは、と推測します。なかには重症化したうえで、新型コロナを疑われることなく亡くなった方もおられるでしょう。ただ、それも (実に冷静で冷徹ですが) 確率論として「風邪」でも起き得ることです。

「風邪」のこと。

説明を始めるとやたら長くなるアンド私は現役医療関係者でないため偉そうなことはいえないのですが、「風邪」は死に至る病です。特に、70~90 代のご老人は合併症リスクが飛躍的に高まるためガチやばみ。風邪薬なんてものが市販されていますから、特効薬があるように思いがちですけれど、あれらは「過剰な症状を抑え、体力を温存し、自分の体の力でなんとかする」ものです。飲めば治るわけではなく、飲んだうえでちゃんと補給と休息をしなければ、体は戦えず無意味。場合によっては、症状を抑えて活動できるため悪化を招くことすらありえます。風邪をこじらせて肺炎なんて、なにも珍しくもありません。

……既に長いのでばっさりと畳めば、新型コロナで騒ぐ方は、風邪のリスクを甘く見ており、新型の風邪だけ過剰に恐れているのでは、ということです。「無知が恐怖を生む」のフレーズをここしばらくで何度も使っている気がしますね。

政府および厚労省は、そのあたりを見きったうえで、ダメージコントロールを最優先したものと考えています。特に医療現場と、高齢者保護ですね。ますこみさんや批判フェチ集団こと野党の方々は、感染者ゼロでなければならない!なんてお花畑のようですが、捨て置きます。

山場ギミック「医療崩壊」

全数検査を叫ぶ不安主義者は、ダメージコントロールを良しとしません。前述の人口比病床数を、あるいは先んじて同様の体制をとった韓国を引き合いにだして、日本もできたはずだ、政府の怠慢だ、という具合。その背景には、日本は絶対に医療崩壊に陥らないという信仰があるように感じます。こういう方たちは、安全神話の崩壊とか、そんなことをする人だとは思わなかった、みたいなコメントをするタイプです。聞いて感じて考えるのではなく、事実と理を棄て、信じたいものを信じる層ですね。(突如ハイデリン

私個人も、日本ほどの規模および質を誇る「国」が実際に「風邪の全数検査」をしたらどうなるかのとんでもない大博打ストレステストを見たかった気持ちがなくはないですけれど。それで実際に医療崩壊が局所的にでも発生したら、たぶん全数検査を叫んだ方たちはそれをダシに大騒ぎするんだろうなぁ、なんて話はさておき。なにゆえ医療崩壊が山場なのか。

医療崩壊が生じたら、まず高齢者が死にます。平時ならば集会所の待合室は一転して死のデパート。純粋培養の死地と化します。適切な治療を受けられていれば重篤化しなかった病で死に、うつされ、うつし、また死ぬ。ちゃんとギミックを処理しないとワイプするわけですね。(急に戻ってきた極要素

逆に言えば、基礎体力があり普通にコロニャンに勝っちゃう若者は、コロニャンはいいとしても、医療崩壊によって医療福祉全般を受けられない状況が致命的となります。これまで社会を築いてきたご老人たちが大事なのはもちろんですが、いま社会を支える生産年齢の納税者が十分な医療を受けられず崩れてしまえば、国はさっくりその場で死にます。それは以下の履行技にも関連するのですが、国家の血液であるゼニの流れを止めるからなのです。

日本の対策は適切であったか。

なんせ、いまはまだ進行中の真っ只中ですから、評価を下すのは拙速に過ぎます。それでも暫定的にとなれば、可能な限りのソフトランディングを成そうとし、現状では概ね成功と言える水準で推移していると見受けられます。他国が「封じ込め」「侵入阻止」を最善手とするなかで「流行のピークを下げる」の判断を最速で下したのは称賛に値します。

その後に発表された突然の休校措置についても、流行のピークを下げる基本方針に鑑みれば合理的です。強権的で、波及した影響も甚大ですけれど、国会でああだこうだ議論していたら何の意味もなくなる時期でしたので、ある意味ではまさに水際というか土俵際。

私ですら 1 月末時点で認識していたように、無症状のキャリアーが存在し、発生源との国交とヒトの行き来がある以上、水際対策で感染者ゼロ人、は不可能です。存在が公表された時点で国内に入り込んでいた可能性が十分あるわけですから。

しかしながら、流行のピークを下げるというのは、国内での感染発生および流行を許すことと同義です。それこそがダメージコントロールに必要不可欠な判断ですが、ますこみさんや安全神話のゼロリスク信奉者たちは辛抱ならないわけですね。ゆえに、二枚舌で「水際対策で上陸阻止しやす!w」と言いつつ「医療崩壊を防ぎ集団感染の芽を摘め」と動かざるを得なかったということ。

ひらたくいえば、いきなりドカンと大流行させるのではなく、ちょっとずつ感染してもらおうとしたわけです。ちょっとずつなら医療リソースを少人数に注ぎ込めるし、その間に効果的な薬剤の開発、対処法の確立なども期待できます。戦力の逐次投入はド悪手ですが、消耗の平均化は妙手です。このあたりを混同されているコメンテーターさんは私以下の知見なので見極められて棚ぼたでした、なんて話もさておき。

FFXIV らしく言えば、素受け即死の連撃ギミックをバフ盛りや無敵技で強引に超えるか、冷静にスイッチするかの違い。前述のとおり韓国は前者、日本は後者を採り、イタリアは前者をやろうとしてしくじった、という冒頭の話題回収。

日本がこの対策を採った理由は、各々の推測となります。春節時期の中国からの観光インバウンドであったり、東京オリンピックだったり、安倍さんのメンツやイルミナティの密約なり、好きなことを信じれば良いでしょう。いま大事なのは、ペーパー類を品薄にするような衆愚を抱えし日本国の政府が目標のもとに対策を遂行し成果を挙げている事実。「日本スゴイ!」は好みませんし、落ち度や失策ももちろん存在しますが、今回の政府および関係各所の方々は評価したい私です。

履行技「経済崩壊」

感染症そのものより大ダメージなのがコレです。自粛や中止による経済的被害は看過できない……どころか、既に試算されているとおりリーマンショックに比肩するか超えるかの域に至っています。国内でも、春節需要を見込んだ家電チェーンが店舗整理をしたり、予約客が皆無となり一瞬で焼き付く宿泊施設、どさくさに紛れて店舗数をがっつり減らしたいきなりステーキなど、既に影響が出始めています。(いきなり被弾するステーキ屋

この状況は、何かスペシャルでエピックなブレイクスルーで新型コロニャンを絶滅させるか、社会全体が新型コロナを受容し、共存する覚悟を決めるかのどちらかで解決します。ちなみに、10 年ほど前に同様に大流行して死者もコロニャン以上に出したインフルエンザ “H1N1 flu” では後者が選択され、いまも毎年流行しています。自粛や中止をして被った損害を国が補填しても、財源は無尽蔵ではありません。前者のような「奇跡」を待つのは現実的ではなく、であれば後者しかないわけで、ならばいつ受容するか、開き直るかが焦点です。

可能であれば、ゴールデンウィークを越えてからの自粛解除が医療的にはもっともローリスクながら、そこまで自粛中止が続くのは経済リスクが激高です。タイムリミットというか Point of no return は 5 月末ですが、そこまで現状が継続したら、中央経済はなんとかなったとしても、インバウンドに依存していた地方は壊滅でしょう。この記事を書きだした直前に休校措置の延長要請があり、おそらくは逐次状況と照らし合わせての判断と考えられます。

つまり現状で先行きは不透明。あるいはある程度の被害、倒産数が視覚化できてからの発表になるのかもしれません。被害が出てからでは遅いというのもごもっともですが、目に見えるナニカがないと納得しないヒトたちは意外なほどに多いのですよね。逆に、目に見えないナニカと闘っちゃうヒトもこれまた、なんて話はさておき。

自作の攻略マクロ

/p ■ 極風邪 (新型コロナ) マクロ ■
/p — 基本散会 —
/p D1/MT  ST/D2
/p D3/H1  H2/D4
/p ※ 消毒スタック1維持、頭割り時マスク
/p — 医療崩壊 —
/p ウィルス持ち … 北西 or 北東
/p ※ 不所持は処理エリアに近づかない
/p — 経済崩壊 —
/p D1 MT ST D2
/p D3 H1 H2 D4
/p 自粛デバフ:エモート「応援する」or「心づけ」
/p  → 「心づけ」を優先、非所持なら「応援」
/p 中止デバフ:エモート「応援する」「祈る」
/p ※隣から 1m 以上離れて解除まで連打

₍՞◌′ᵕ‵ू◌₎できたでござるよ………!

いまのところ、個人レベルでは (私権制限の議論もありますが現状は) 自由に行動が可能です。私は既に「手洗いをしっかりおこない、人混みを避けつつ、できるだけ普段どおりに行動する」ようにしています。消毒用の携帯アルコールジェルを持っておでかけ。お買い物にもお店にもいきます。

長々書いてきたように、リスクはあるし、新型でわからないことも多いけれど、いずれ抗体の獲得や治療手段の確立などによって脅威と未知は減っていき、最終的には「ちょっと強い風邪のひとつ」として共存していくであろうと考えています。

そして、風邪の予防には肉体の調子を整えることと同様、精神の調子を整えることも大事です。ゆっくり休み、バランスよく食べ、たのしく遊ぶ。現状、みっつめがちょっとしづらいんですよね。

そんなときこそ!!おんらいんげーむ!!えおるぜあでござる!!せっしゃからは以上!!

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コメント

    • 根性版からずっとゴージ
    • 2020年 3月 13日 10:46am

    拍手の後に開いた小窓にコメントさせていただきましたが、クロミウムEDGEの所業故か、投稿したつもりが反映されていなかったようにお見受けいたします。
    まさに今、アメリカて治療中の、CWLSのフレに、不躾ながら、貴URLを Discord経由で伝えさせていただきました。
    自等おおいに助くる心地にございます。
    有難うございます。

      • 松乃雪
      • 2020年 3月 13日 8:10pm

      ご友人が治療中とのことで、ご不安になられることもあろうかと思います。あくまでこの記事は私個人の調べであり、どうしても重症化の恐れは強いものですから、過度な楽観視は禁物でありますが、必要以上の悲観視も心身の健康によくありません。またいつか一緒に遊ぼうね!と再開に期待を込めた交流にお役立ていただけたのならば何よりです!

      そして念のため、この記事の根拠のひとつでもあるページをご紹介しておきます。前回の記事でもご紹介したものです。専門知識のない方でも判断ができるように情報が揃っておりますので、よろしければこちらもご確認くださいませ!

      http://www.minesot.com/2020/01/2019-ncov.html

    • 松乃雪
    • 2020年 3月 14日 12:49pm

    -先程いただいたコメントについて
    委細承知いたしました、早速修正完了でござる₍₍(ง’ω’)ว⁾⁾
    WordPress の仕様上、私からのお返事はどうしてもやりとりが公開されてしまうため、このような形のお返事で何卒ご承知おきください!ちなみに web 拍手でいただいていたコメントについても、私だけにちゃんと届いておりますのでご安心くださいませ₍՞◌′ᵕ‵ू◌₎
    よい結末となりますように、心から祈念しております。

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