私もあなたも、生きているだけで、何かしらに迷惑をかけています。他人様(※人に限らず)へ迷惑をかけるのは、もうね、どうしようもない。
だからこそ、とにかく迷惑をかけないように……なんて制限に傾くより、迷惑をかけあっちゃう前提でお互いを支えようね、というのがすき。
ただ、この仕組みを成り立たせるためには、能動的に迷惑をかける振る舞いはできるだけ避ける、という意識が大切になってきます。
昨日の零式消化、ジョブ希望制グリード2〆PTだったのですね。……わからない方から見れば暗号やなコレ。
ざっくり簡単に解説すれば、通常とは異なるロットルールでのクリア目的パーティです。
利点は、サブジョブの装備集めに便利なやり方であるため、得意・強化済みジョブで参加でき、攻略成功率が高いこと。
欠点は、ちょっと集まりにくいこと。なぜ?はロットルールの仕組みから説明となるため省きますが!
昨日も、後から募集をはじめたパーティ達が出発するのを尻目に、揃うまでに1時間強を費やしました。
ただ、その欠点を補って余りあるポイントは、募集文を見ずに参加した人が、その場でバレること。「希望ジョブを教えてください」と聞かれるためです。
見ず考えずで飛び込んだ方は、何かしら詰まった反応を示します。うまく切り抜ける方もおられるでしょうが、概ね、ということ。
この日、募集を見ずに参加した方は2名。もちろん皆さん離脱していかれましたけれど、何が書いてあるかも確認せずに参加ボタンを押せる、その度胸。
見習う気はありませんけれど、色々なヒトがいるのだなと感じます。パーティでは、募集文こそが絶対です。そこをないがしろにしては、たいへんなことになります。
何かあったら抜ければ良いや!という割り切りは大事だし、損切りは早いほうが、お互いに良い。
……けれど、そもそもとして、事前に募集文を確認していれば、それでお互いに済む話なのです。損切り云々の前に、損失機会自体が発生しないのです。
そして、募集主が募集文を設定していたのであれば、それを見ずに突撃するのは、配慮を踏みにじることに等しい。
急いで入らないと埋まっちゃうから、と逸る気持ちはわかります。なんせ私も激戦区の近接DPS、かつ募集がないことすら散見される侍ですから。
参加枠があったなら、とるものもとりあえず飛び込みたくなるのは、わかる。
……わかるけれども、ほんの僅かな自分の手間と時間を惜しみ、自分が損をするかもしれないから!と、他人様へ余計な迷惑をかけるのは、迷惑はお互い様!を逸脱した、自己中心的な振る舞いだと考えます。
これって結局は、読んでいる間に他の人が入ったら自分が損するじゃん!というだけのこと。
余計な迷惑を掛けぬよう配慮して動ける方を出し抜いて、自分だけお目溢しを貰おう……という浅慮に過ぎません。
それを、あたかも被害を被るかのような、割を食うかのような、……このあたりにしておきます。
ゲームであればこそ、そういう欲望と本性で突き進むも自由。
そして、であればこそ、彼らを他山の石とし、自分はそうならないように、との思いを新たにするのでありました。
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