少し前の記事で、アンガーマネジメントという単語を出しました。ご存知の方もいらっしゃるでしょうけれど、ひとことでいえば、怒りの感情を制御する術や能力のことです。興味があったら調べてみてね!
怒りとは何か?なんて地点まで触れると長くなるため割愛しますが、喜怒哀楽というように、人間が持つ様々な感情のひとつであり、感情の中でも特にDPSが高いので、扱いに注意が必要なんですね。上手に活かすことができれば、エネルギー源として、とても優秀。他方、囚われてしまえば、身を持ち崩しかねない破壊力を秘めます。うまいこと手にとって、うまいこと転がしてあげるのがだいじ。
怒りを怒りのまま噴出させるのは、赤ん坊でもできることです。激情の荒波を乗りこなし、怒りを別のアプローチに変えられるかどうか。感情を変換できるかどうかは、人間としての技量の見せ所でもあります。……ストレートにぶつけてみるのがイイときもあるけれどね!
ともあれ。「包丁」という存在自体が悪ではないように、「怒り」そのものも、決して悪者ではありません。料理人が振るう包丁は芸術と幸福を創り出すけれど、暴漢の振るう包丁は破滅と悲劇を引き起こす、というだけ。できるなら私は、創り出し生み出す側でありたいです。ゆえに、怒りという刃物の扱いを誤らぬよう、日々精進を続けていかねば、と思う拙者でございました!
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