1. 随筆
  2. 749 view|最終更新 20/06/17

エオルゼアとの「つながり」について。

私、特に用事がなくても FFXIV にログインします。さりとて何をするでもなく、おうちのなかで離席マークをつけて立ち尽くしているだけだったりします。傍からみれば電気代やら通信量の無駄ともいえますし、状況次第ではシステムの負荷に繋がりもします。そのあたりを理解のうえで、私にとっては「ログインしていること」自体に意味があるのです、なんてお話です。

ふたつの世界

現実世界と仮想世界。「存在」の定義等はややこしくなるので差し控えますが、現実世界とは、いまこのブログをご覧のあなたが存在する世界のこと。対する仮想世界がエオルゼアやヴァナ・ディールやオラクルのことで、それぞれが現実世界に接続されて存立しています。

仮想世界で存在するには、現実世界と仮想世界の接続作業が必要です。エオルゼアでいえばログインですね。ログインすることで、私やあなた、それぞれに紐付いたデータが仮想世界エオルゼア上で展開され、到達し、存在が成立します。「存在」の定義等はややこしくなるので差し控えますが!

……差し控えますが、ちょっとだけ。私個人は「我思う故に我在り」が思考ベースです。エオルゼアで存在するにはログイン作業が必要であり、逆説的にログイン作業が完了していれば存在できているという認識。そして、仮想世界の自分も、仮初めではあるけれど自分なのです。

そこにいるだけで

お祭りやフェスの会場、お気に入りのカフェのお気に入りの席。その場にいるだけで楽しい嬉しい、そんな場所のひとつがエオルゼアなんですね。コンテンツにいかなくとも、誰かとお話をしなくとも、エオルゼア世界にいるだけで楽しいのです。ゆえに、ログインできれば満足だったりする。

そして、私は私ひとりです。さきほど「仮想世界の自分も、仮初めではあるけれど自分」と書きましたが、進化進歩の都合上、二十一世紀初頭人類の体と頭はそれぞれひとつです。現実世界と仮想世界でふたりやそれ以上の私がいるけれど、取れる行動はひとり分。つまり取捨選択をせねばなりません。現実世界でご飯を食べたり、ブログを書いたり、ネットを見たり。仮想世界でモンスターと戦ったり、仲間と語らったり、景色を眺めたり。諸々の候補から選択した結果、ログインしているだけの状況も発生するのです。

「ログイン放置」とも呼ばれるこの行為は、冒頭でお話した通り、システム側に負荷をかける場合があります。追加ディスク発売時の30分無操作で切断処理などは好例ですね。そうしたご迷惑にならない程度で、自らの嗜好を堪能していきたいなとおもうせっしゃです。

おわりに

ふたつの世界に、ふたりの私。どちらも自分だけれど、仮想世界側の私を存在させるには所定の接続が必要で。明確な目的がなくとも、その世界に存在している時間そのものが楽しいことで。それがゆえのログイン放置。

……つまり、画面を見ていないことも多々あるので、反応がなくともしょんぼりしないでくださいね、というお話でもあります₍՞◌′ᵕ‵ू◌₎

また、昨今の通信技術や表現技法の進歩により、オンラインの先にあるのは単純に接続された仮想世界ではなく、現実世界とも密にリンクした「拡張現実」とも形容し得ると感じています。こういったあたり、ご自身の嗜好と照らし合わせて考えてみるのも楽しいですよ、なんて感じでこの記事おしまいでござるァ!

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