※Patch5.11での不意打ち修正についてはこちらでござるよ!
実装から一週間を経過し、そろそろ良いかなと感じたための本記事。あくまで私感ですので、この記事の言うところに近い遠いが正誤でないことはあらかじめご了承くださいませ!
開幕まとめ
・照破、雪風、葉隠に変化。
・剣圧をムダにしない運用が重要。
・修正内容そのものは妥当な印象。
・高難易度向け調整が主眼か。
照破について
PLL などで公表されてきた通りの内容であり、メカニクスについても予想通りといったところ!下の記事でも触れているように「発動可能スタック = 最大スタック」は少し厳しい設定と思うものの、個人的には楽しいです。
また、スキル回しは変わりません。5.1の新スキル回し!等のまとめも存在するようですが、照破のために回し方を変える状況はありません。5.0時点と同様、好みや構成による彼岸花優先か雪月花優先かの違いであり、その差はDHCH運が良かったかどうかです。
開幕はバーストの流れで照破をぽちっとするだけですし、その後のローテーションでも溜まり次第打ち込む意識で問題ありません。剣圧2の状態で乱れ→返しとなる状況に注意が必要な程度で、慣れとともにスムーズになることでしょう。
雪風について
照破とのトレードオフで一部WSの威力が下がり、なかでも雪風は単体性能として月光&花車から明確に劣る状況となったため、明鏡止水では雪風を打たないのが最適解に。侍のWSは「単純な威力値」と「剣気獲得量」のふたつで測ることができ、剣気25で威力320の震天を使えるので、剣気1は威力12.8と換算可能です。つまり、
5.1雪風 … 360 + (12.8 x 15) = 552
5.1花月 … 480 + (12.8 x 10) = 608
ということ。ただし以下のとおり、葉隠との兼ね合いを考えれば、雪風も依然重要な立ち位置です。
葉隠について
発動時の剣気獲得量が倍となり、2GCDの雪コンボ+葉隠が3GCDの月花コンボ+葉隠を剣気効率で上回るようになりました。雪風は「明鏡止水で使うべきではないが、葉隠を用いたGCD(燕返し含む)管理では選択すべき技」という立ち位置に。居合技直後の雪風コンボ時に限り、これまでミス挽回用だった葉隠がプラスの積み重ねとして使えるようになった、とも表現できます。
ただし、何も考えずに「居合の後は雪風で葉隠!」としていると、乱れ雪月花の回数が減ってしまったり燕返しを腐らせるケースもあります。スキルスピードなどを含めた調整と体得が必要です。
スキル回しについて
基本は変わらず、照破がほぼ新技として追加され、細部の「詰め」に関わる部分に変更があった……という大枠の認識で良いかと思います。「詰め」を意識しないのであれば、雪風と葉隠はこれまで通りの運用でも問題はありません。明鏡止水で雪風を撃っても平気。
ただし、照破は強く強く意識し、運用していく必要があります!照破を澱みなく撃つことを前提に他スキルが調整された以上、ここを滞らせれば火力低下は自明。ステータス欄での剣圧確認はもちろん、自身の立ち回りと馴染ませていきたいですね。慣れるまで剣圧を忘れたり発動に手間取るのは当然ながら、漆黒時代の侍……燕返し主体のスタイルに触れていたなら、大きな摩擦なく身につけられるのではないでしょうか。
……しかし、いつだか「ステータス欄を凝視するのは止めにしたい」と言っていた気もしますが、照破は時代に逆行しています。いずれジョブシンボルなどに盛り込んでくれればと思いますが、果たしてどうなるやら。
調整意図について
冒頭で触れたとおり、おおむね妥当な修正であったと感じます。メカニクスの変更箇所も変更した結果の火力上昇もあらかじめ告知されていた内容であり、メレー間の火力差についてもひとまず現時点では開発の想定内、といった状況でしょうか。
今回の調整は、直後に控える「絶」に向けた意味合いが強かったのではと感じます。コンボ最終段のWSでは雪風だけが下げられた意味、葉隠が微強化された意味を理解して運用できる層に向けた調整。実際、Lv80未満では照破が使えないため、5.08時点からは下がっているんですよね。
無論、全レベル帯で完璧調整など夢物語であり、そんな要求をするのはかぐや姫くらいのものです。私自身、この調整にはそれなりに納得しています。限られた開発リソースのなかで捻出してくれたのだろうとも思います。それでも、突貫で拵えた照破まわりの環境については、後々でもいいからフォローをして欲しいなという印象。
私より上手な方達は、きっと問題なく5.1侍を使いこなせることでしょう。一方で、そこまで腰を入れてバトルコンテンツをプレイしていない方には、ちょっと難しいジョブになりつつあるのかな、とも思うのです。4.x時代のような「葉隠派と乱れ雪月花派」ほどではないけれど、照破や燕返しを使いこなせる層と、そうでない層で開きが出てしまうのではないか、と。舵取りの難しいお話ですが、これからの動向も引き続き注視しいくでござる。
おわりに
もう一声欲しさもあるものの、ひとまずは納得……といったかたちの修正でした。蓬莱の玉の枝を求めるわけではないけれど、与えられた環境で試行錯誤し、そのうえで必要とあれば声をあげていく姿勢は忘れないでいきたいですね!
この記事へのコメントはありません。