前回記事で「人混みを避けつつ普段通りに行動する」とお話しましたが、今後しばらくは「なるべくおうちで過ごす」ようにします。
後半フェーズ突入
新型コロナウィルス、および症状そのものをミクロ視点で捉えた場合、脅威度は極蛮神レベルです。絶や零式のような高難易度……罹患イコール死という病気ではありません。が、マクロ視点で捉えたとき、感染症用の病床や医療関係者が不足する事態、つまり医療崩壊を引き起こしやすいため、相応の警戒が必要となります。
これまでの日本は、それなりに状況をコントロールできてきたといえます。いわば前半フェーズは突破できた。それでも、いろいろな要因によって、ダメージコントロールが効かない状況も近づいてきているのです。
これまで抑制できた理由
・お辞儀文化
・マスクを許容する社会
・殺菌や防疫の浸透
・清潔な上下水道等の公共設備
・島国
などなど、様々なことが考えられます。一方で、明確な移動制限などは要請されてきませんでした。正確には、上記等によってなんとか抑えられていたため、積極的におこなう理由がなかったともいえます。それでも徐々に感染の拡がりが一部都市 (特に東京) でみられるようになり、かつその増加率がこれまでより急であるため、この週末に東京は外出自粛の要請がでたわけです。
自粛について
東京都内に限らず、今週末はできるだけ外出を控えたほうが良いでしょう。必要以上に恐れることはないけれど、ここはしっかり対応すべきと考えます。既に爆発的な感染となっているヨーロッパ諸国において、外出自粛などによる感染抑制効果が確認されています。
ただやはり、各種自粛に起因する経済のダメージは既に危機的で、コロナウィルスによる死者よりも、経済的影響による死者のほうがよほど大きくなりそうです。端的にいえば、病気で死ぬか金欠で死ぬかの状況。そういう意味で「自粛」っていうのは少々ズルい。行政側は明確な補填をせず、民間側に委ねるものですから。前回の記事はその点を鑑み「経済を回せる人は回す=金欠で死ぬのは防ぐ」を念頭においた考えでした。が、直近で話題の通り、どうにも行政側の動きが緊急と銘打ちながらも鈍い。なんとも雲行きが怪しいわけです。
ちなみに、商品券とはバカバカしいように思えますが、当該業界は「商品券でこれだけの需要が見込めるから融資お願いします!」を銀行に言えるので強いんですね。だから業界団体はそれを引き出そうとしてくる。もちろん、それがこの事態で相応しい行動なのかはまた別の判断です。喫緊でおこなわれる政策、終息後の政策、それらを混同しないようにしたいですね。
今後について
一番の理想は、行政側が個人や企業の収益を補填したうえで、外出の自粛や禁止をすることです。が、行政側の経済対策が不十分 (つまり行政側の現状認識や危機感もその程度) なので、外出の自粛だけではいろいろと限界があるように感じます。今回の対応如何では安倍さんも割とヤバい可能性が、というのはさておき。
今後、より強固な移動制限や都市封鎖はありえますし、何より今回の一連によって日本のみならず世界全体で社会構造の変革があるでしょう。そちらも心配ごとではありますが、まずは生き残ることがだいじ。そのためにも、週末はおうちでのんびりしながらエオルゼアをぶらぶらお散歩するのはよさそうです₍՞◌′ᵕ‵ू◌₎
まとまってないまとめ
新しいウィルスとはいえ、初期症状で味覚・嗅覚障害が起き得るとか、各種薬剤の臨床データなども蓄積されてきており、人類側がまったくの無策というわけではありません。いずれは前回の記事で書いたように、インフルエンザ同様、人類がなんとかかんとか付き合っていく疾病のひとつとなるでしょう。
が、それ以前の段階として医療リソースがパンクしてしまえば、不必要な犠牲が増えてしまいます。そうなりたくはないし、そうさせたくはないものです。経済の部分は行政府や現政権のお尻を叩いて短中長期の対策を促すとともに、自分自身の行動にも気を配っていきたいですね₍՞◌′ᵕ‵ू◌₎
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