精霊銀打刀とほぼ同一の材料を用いており、オーソドックスな形状で、刀身の長さに差があるだけといった格好の一品です。実際、Lv52 で装備できる刀であり、打刀に慣れた次に握る刀の立ち位置なのでしょう。
造 … 鎬造。
刃 … 乱刃。
鐔 … 稲のような意匠。
柄 … 諸捻巻。
鞘 … 叩き塗り、杉製。
IL/Lv … 125/52
絡繰 … なし
染色 … 不可
入手 … 製作/NPC販売
公式 … 精霊銀太刀
精霊銀打刀と同様オーソドックスで、万人が「刀」と言われて思い浮かべるであろう姿です。鐺には鞘の保護を兼ねた装飾が施され、ほぼ白鞘だった打刀からグレードアップ。柄は打刀と同じく諸捻巻、レベルアップしたもののまだまだ技量が不安なひよっこ侍も安心です。
刃文は、直刃に近い乱刃で、湾れっぽさもあります。比較的に焼き幅(刀の切る部分、明るい色になっているところ)が広いところも含め、どちらも低レベル帯の装備ながら、それぞれに個性があると言えますね。
鐔は丸型で、稲のような植物らしきモノのそよぐ姿が象られています。……ただの線である可能性も捨てきれませんが、透かしも丸がふたつ、どことなく柔らかな印象を受けますね。
コバルト鉄の心鉄、ミスライトの刃金、シーダー材の鞘までは同じですが、柄巻と下緒に虹布を使っています。また、打刀と太刀のサイズ差によるものと推測されますが、刃金となるミスライトも、打刀はナゲット(小さな塊)なのに対し、こちらはインゴット(延べ棒)を使用。
仮に精霊銀打刀から精霊銀太刀に持ち替えた場合、刀身の長さが変わります。となれば振り方や捌き方も変わり、そういった状況に適応するのも鍛錬、ですね。ただし、直に手で触れ、刀を操るキモとなる柄巻は、打刀と変わらない諸捻巻。持った感触が変わらないのは安心といえましょう。
また、鐺には装飾がされており、長くなった刀を不注意でぶつけても安心。……ぶつけた以上安心ではありませんけども、一発で壊れない、という意味でね。
2019年3月24日 … 初版公開。
2020年3月30日 … 体裁修正。
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