ネタバレといえばネタバレですが、新生時代コンテンツ部分のお話ですので、まあええかのノリで参ります!
紅蓮祭2019において、その登場人物であるル・フル・ティアとの交流があります。一人前と認められたい彼が焦って大きな失敗を犯す前に、小さな失敗を経験させてやって欲しい……という依頼を受けてお話が進みます。ヒカセンとの実力差を体感し、自らの焦りや驕りを見つめ、身の丈にあった振る舞いを誓うル・フル・ティア。最後に、彼の妹から、何かアドバイスをしてあげてと言われ、掛けた言葉は……。
ヒカセンは、英雄と呼ばれます。成し遂げてきたことを思えば当然の称号ではありますが、これは裏を返せば、多くの人々が挑みながらも及ばずに散っていったがゆえの称賛なのです。
エッダとアヴィール、覚えてらっしゃる方も多いと思います。彼らのパーティは、功を焦ったアヴィールが魔物の群れに突出して死亡。パーティも解散となりました。その後、エッダは……ああなってしまうのですけれど、やりとりを見ていたミューヌが「最近では珍しくもない光景」と言っていたように、ヒカセンがエオルゼアや世界を救うすぐそばで、名すら残されぬ、無数の人々の命の灯火が消えていったことを考えてしまいます。
下手を打った実力不足、自己責任などと断じることはできます。「光の加護」を持たない弱き者だったと言うこともできるでしょう。なんだかんだ、彼らの命まで背負うつもりはありませんし。それでも、できたら救われてほしいし、彼らなりの頑張りが報われてほしいし、手の届く範囲にいる人々には、手助けができたらいいなとも考えます。これまでの経験を活かして、同様の悲劇を繰り返させないのも、生き残った側の務めでしょう。
ヒカセンとアヴィールを隔てたものは、果たして何だったのか。得られた教訓から、ル・フル・ティアを導くことはできるのか。結末はもう少し先にならないとわからないけれど、
……ちなみに、アヴィールとエッダについては、世界設定資料集Vol.1で少しだけ触れられています。少しだけではありますが、そこから読み取れるものはたくさんあって。読んだことのない方は、機会があればぜひご覧になってみてくださいね、とダイレクトマーケティングな私でございました!
この記事へのコメントはありません。