非常に現実的な刀であり、他の追随を許さない「存在しそう感」を放ちます。赤誠組制式刀と同じ外観で、そうした視点での運用・ミラプリも楽しめる一振りとなっています。
造 … 菖蒲造。
刃 … 乱刃。
柄 … 出し鮫柄、風雲の目貫。
鞘 … 黒塗、下緒あり、石突金物あり。
鍔 … 風雲の意匠。
IL/Lv … 160/60
絡繰 … なし
染色 … 不可
入手 … 神域浮島/博物戦艦の宝箱
公式 … バルダーカタナ
特筆すべきは、笄と小柄が含まれていること。紫地に金縁の細長いパーツがそれで、Patch4.x時代に備えていたのは本品と色違いの水鉛鋼打刀、鐔のない透き通る空および色違いの群狼丸の三振りのみ。
くわえて、下緒を通す栗形まで確認でき、打刀拵としてかなり再現度が高い(=本物の日本刀に近い)ように見受けられます。長さも打刀サイズ。
鞘はオーソドックスな木製黒塗りですが、柄は出し鮫柄、目貫と鐔は風雲を象ったもの。風雲の意匠は多く、もしかしたら風雲図を好む空気がクガネやコウシュウにあるのかもしれません。
また、小柄と笄にもおなじく風雲の飾りがあれば三所物の可能性もありましたが、ざんねん。とはいえ、赤誠組制式刀となれば数打ちの可能性は高そうですけれど!
全体的にたいへんリアル寄りで、一番実在しそうな刀ランキング第一位(※紅蓮の解放者期間中)として過言ではないでしょう。
赤誠組の隊士たちの佩刀と見た目は同じではありますが、彼らの制式装備はバルダーカタナではなく、同グラフィックの別物であると推測されます。……赤誠組が全員、ネバーリープやフラクタル・コンティニアムを踏破しているとは思えませんしね!
さらに言えば、もともと赤誠組のためにこのデザインが作られ、運用の段階になって「せっかくグラあるんだし、プレイヤー用の適当なカタナに流用しようぜ!」なんてやりとりを経てバルダーカタナが誕生したのかなと想像します。実在の日本刀に近いのは、土着の彼らが装備しても不自然でない物が求められたためではないでしょうか。
2019年9月26日 … 水鉛鋼打刀へのリンクを追加。
2019年6月7日 … 初版公開。
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