「これをしてください」があれば「これはしないでください」まで、世の中にはいろいろなルールがあります。それは人間という生物が作り上げた社会や秩序などを担保する仕組みですから、特別な理由と意志がない限り、ぼちぼち守っておいた方が良いんです。守らないなら、守らないことに起因したすべてを受け入れるしかない。
つい最近になりますが、FFXIVにおける「これはしないでください」をガッツリやっていた方がおられました。私はTwitterで知ったクチ(というか爆心地もTwitter)ですが、筋の通らない振る舞いをした結果、おそらく親しい人の反感を買い、FFXIV規約違反を暴露された……というのが、かんたんな顛末。
どんな規約違反を犯したのか?は、健全ブログなので言いたくない本筋ではないため差し控えますが、いわゆる “MOD”、データの改竄です。それなりに名の知れた方であったこと、やらかしたのがアレな領域だったことなどが話題力をブーストさせたきらいはありますけれど、そういう周辺事情を差し引いても……まぁ、真っ黒です。発端のできごとを含め、擁護の余地はありません。
で、冒頭の、ルールを守るか守らないか?のおはなし。ルールを守らなかったがために糾弾されたわけですが、こういうときは大抵、過去のぶんもまとめて清算がキマります。のみならず「コイツは悪者!」というベクトルが働きますから、些細なことでさえも針小棒大に掘り♂返されます。そう考えると、ちょっとかわいそうかな、と思う心優しい方がいらっしゃるかもしれません。でも、その優しさは、腐敗に至る優しさなのです。
「守らないなら、守らないことに起因したすべてを受け入れるしかない」と書きました。つまり、不正に得た権利を享受したのなら、相応に糾弾される義務を甘受しなければならないのです。必要以上の弾劾や誹謗中傷は許されないけれど、正しい因果応報を否定してはいけません。ひとりの悪人のためにほか全員が不利益を被るのはダメなんですね、人間社会だと。ゴリラ社会ならわかんないでござるけどね₍՞◌′ᵕ‵ू◌₎
さておき。
この出来事は、まさしく「他山の石以て玉を攻むべし」の故事どおりです。やらかしたひとを反面教師として、ただの炎上エンタメで消化するのではなく、自らを省みる材料にしましょう。なぜ規約違反に手を出したのか?何がそこまで先鋭化させたのか?どうしてやめられなかったのか?
……共感できることは、あんまりないかもしれません。それでも、理解の網目を巡らせてみることはできます。そうして「悪」を知れば、自らの内で「悪」が囁いたとき、未然に気付くための助けとなるはずです。
あんまり触れないほうが良い話題な気はしますが、いま絶賛話題の某プレイヤーさんは某集会でお見かけしたことがありまして、その時の言動から「……近寄らんとこ₍՞◌′ᵕ‵ू◌₎」と思ったことだけ白状しておきます
— 松乃雪 (@Matsu_no_Yuki) September 2, 2019
そして、ちょっとでもあやしいひとを見かけたら気をつけましょう₍՞◌′ᵕ‵ू◌₎
特に、侍や刀についてうわ言を繰り返し、静かになったと思ったら「アウラチャンのしっぽをピーリングする仕事で生計を立てたい;;;;;;;;;」とか言いだすヤツには近づいたらだめでござるよ!!!
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