※本記事は侍クエストの核心事項を扱います。閲覧注意にござるよ!
はじめに
本連載「侍の足跡」は、侍ジョブクエストを振り返り、追体験するものです。NPC の発言を網羅し、あのときに光の戦士を取り巻いた状況を、改めて確認していくのが目的。その後、私なりの感想や考察などを書き記しますので、理解の種や他山の石としていただければ幸甚に存じます。
2019.06.19侍の足跡・壱之巻 ~侍への道 / 老剣豪ムソウサイ~光の戦士は、如何にして万夫不当の侍となったのか。ジョブクエストの全場面を振り返り…
2019.06.22侍の足跡・弐之巻 ~砂都を蝕む高利貸の罠!~光の戦士は、如何にして至大至剛の侍となったのか。ジョブクエストの全場面を振り返り…
2019.06.23侍の足跡・参之巻 ~海都を震わす人斬りの宴!~光の戦士は、如何にして剛毅果断の侍となったのか。ジョブクエストの全場面を振り返り…
2019.06.24侍の足跡・肆之巻 ~森都を濡らす詐欺師の涙!~光の戦士は、如何にして勇猛無比の侍となったのか。ジョブクエストの全場面を振り返り…
2019.06.24侍の足跡・伍之巻 ~皇都を惑わす心中の怪!~光の戦士は、如何にして獅子搏兎の侍となったのか。ジョブクエストの全場面を振り返り…
今回は Lv60 クエスト「極悪人コガラシ」です。世直しの旅もいよいよ大詰め。[+] を押すと当該シーンの画像がべろんと出てきます。文字起こしはその後に。大変縦長になっておりますのでご注意くださいませ。
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侍Lv60クエスト「極悪人コガラシ」
モモジゴ:
Yuki、いいところに……!大変なんだ、爺さんが宿から抜け出して、どっか行っちまったんだよ!
安静にしてなきゃいけないのに、薬も飲まずにいなくなっちまった。でも、あの身体じゃあ、そんなに遠くへは行けないだろう。きっとまだ、イシュガルドの都市内にいるはず。
俺は雲霧街を探してみる。アンタは「聖バルロアイアン広場」の方で辺りを見渡して、爺さんを探してくれ!
ムソウサイ:
カッカッカッ、なんとかモモジゴを撒くことができたぞ。ワシには東方から持参した万能強壮薬があるからのう、それさえ飲めば、数刻は身体の自由も効くのじゃ……。
さて、ワシがこの地へ来た目的は、以前に話したとおり、ひとつは、お主のような弟子になりうる才ある者を探すため。
そして、もうひとつが、この地に渡った「コガラシ」という侍を成敗することだ。だが、奴が働いた悪行のことは、まだ話してなかったな……。
コガラシの悪行とは、弟子の育て方を誤ったこと。奴の弟子は、ひんがしの国の要人を次々と斬り殺すという、悪事を働いた大罪人なのだ……。
我が祖国において、弟子の失態は師の責任でもある。コガラシは大罪人の師として、切腹という名の、自害をもって罪を償うことを命じられた。
だが、奴は命惜しさに国外に逃亡し、この「えおるぜあ」まで逃げ延びて、生き永らえておる。
弟子を導けなかったゆえに、多くの人命が損なわれたというのに、自分だけのうのうと生きておるとは、侍の風上にも置けん。許されざる極悪人である。
奴を斬らねば、侍の大義を果たすことはできぬ。……だがワシは……奴には勝てなかった。何度対峙しても、勝つことはできなかったのだ……。
しかし、目覚ましい成長を見せた、今のお主ならば、きっと討つことができるであろう。ワシからお主への最後の試練じゃ……。
Yuki殿、コガラシを討つのだ!お主の侍としての修行は、奴を討つことで完遂する!
コガラシは現在、この街の近く「くるざす西部高地」の、「ついんぷうるず」というところに潜んでおる。
自らの命惜しさに大義を見失うとは、汚らわしき所業。侍の大義にかけて、悪を許さず!ゆくぞ、Yuki!
ムソウサイ:
さて、Yukiよ。コガラシを斬る、その覚悟に迷いはないな?
(侍の大義に賭けて、悪を許さず!)
(………)
ムソウサイ:
よもや、情けをかけるなどとは言わぬよな?侍の大義にかけて、悪を許さず、じゃ。
さあ、ワシを斬れ。……ワシが極悪人「コガラシ」である。
「コガラシ」は、ワシがひんがしの国で、世直しの旅をするときに名乗っていた偽名。
この笠を被って、弟子とともに悪党を成敗して回ったものだが、そやつは道を踏み外してしまった……。そう、先ほど語ったことは、そのまま己のことなのだ。
ワシは弟子の凶行を止められなかったばかりか、命惜しさにこの地へ落ち延び、のうのうと生き恥をさらしておる。
そのうえ、偉そうに正義を気取り、お主をたぶらかし、悪党を成敗して回っていた偽善の極悪人。……自ら命を絶つこともできぬ臆病者よ。
さあ、Yuki、ワシを討つのだ!そして、お主の修行を完遂させるのじゃ!
お主の目の前におるのは極悪人だぞ!さあ、この首を獲りにくるがいい!さもなくば…………死あるのみ!
(バトル終了後)
ムソウサイ:
み、見事であった……。侍の大義……見せてもらったぞ……。
ど、どうやら……我が……奥義……引き出せたようだな……。その技の修得を持って……ワシの修行も終いとなる。
さぁ、Yukiよ……ワシに……悪党に……とどめをさすがいい……。
モモジゴ:
ダメだ、やめてくれッ!もういい! もういいだろう……!!
ムソウサイ:
よいのだモモジゴ……己で仕向けたことよ……。もとはといえば、罪の意識から逃げ……死をもって償わなかった……ワシが悪いのだ。
モモジゴ:
やめろ、Yuki!頼む、やめてくれェェェ!!
ムソウサイ:
……そうか、ワシの中の……悪を斬ったというのか……。
ワシの罪を……おおおぉぉぉっ……!
Yukiよ、かたじけない。お主は……ワシが望んだ以上の侍となったようだ……。生き恥をさらしてまで……この地へ来た甲斐があった……。
ワシの中の悪は斬って捨てられた。これでやっと……天命に従って……逝くことができる……。
モモジゴ:
じ、爺さん、ダメだ!死なないでくれ……!
ムソウサイ:
どの道、ワシはもう長くはなかったのだ……。Yuki……モモジゴ……。三人での世直しの旅……楽しかったぞ。
これにて、一件落着……。悪の蔓延る……世は……栄え……ず……。
モモジゴ:
爺さん……いままで、ありがとよ……。最後の旅だ、あの場所まで一緒に行こう。
俺、爺さんに頼まれてたんだ。もし自分が死んだら、西の海が見えるここに埋めてくれって。
今、その理由がわかった気がするんだ。西へと沈んでいったお天道様は、東から昇ってくる……。
ひんがしの国は、東にあるんだろ?きっと爺さんは、西へ沈んでいった夕日が、祖国で朝日となって昇ることに、自分を重ねたかったんだ……。
やっぱり、海の向こうの故郷が恋しくて、悪に染まった弟子のことが、最後まで気がかりだったんだろう。さあ……ウルダハに戻ろう……。
あるとき、爺さんが口にしたことがあるんだ。人生を終えるまでに、もうひとりだけ、自分のすべてを注ぎ込んだ弟子を残したいってな。
Yukiに出会えて幸せだったと思うぜ。そして爺さんは、最後の弟子であるアンタに、何かを託したんじゃないかと、そんな風に思えてならないんだよ。
これから先、侍の大義をかけるような悪党が出てきたら、爺さんの代わりに、成敗してやってくれ。
「侍の大義にかけて、悪を許さず!」ってな!
私見や考察

老剣豪ムソウサイは、極悪人コガラシでもありました。彼の魂が孕んでいた悪を討ち果たしたのは、最後の弟子である光の戦士。これは紛れもなく、ムソウサイが教え導いた大義が宿ればこその一閃でした。
ムソウサイは、自らを「弟子の失態を止められなかった責任を果たさず逃げた大罪人」と嘲りました。しかし、単純な命惜しさの出奔ではなく、弟子や自らの贖罪を可能な限り成すため、名誉ある死……易々な自刃を良しとしなかったのではと思うのです。
祖国の若い侍が伝統主義へ染まる様を嘆く描写があるように、ムソウサイはただ伝統を踏襲するのではなく、聞いて、感じて、考えたのです。大義に問うた結果、汚名を甘受してまで茨の道を選んだ。「腹を切って詫びる」小義ではなく「侍の志を継ぐ者を育てる」大義のため、自らの命をなげうったのです。
義に生き、義に背きながら、今際の際で義に報われたムソウサイ。古今無双の弟子を育てあげた彼は、罪のためではなく、天命のために眠りました。一番弟子が堕ち、汚名を被り、臆病者と謗られながらもすべてを注いだ二番弟子を遺す……これをこそ「天命」と言うのかもしれません。後に彼の汚名が雪がれることも、きっと。
正義とは、悪とは何か。
小義を捨て大義を得る本懐とは。
心中の悪を斬るための、刀の振るい方とは。
ムソウサイから伝えられし言葉、授けられし技、託されし想いに、光の戦士としてどう報いていくか。
……道半ばなれど、立ち返るべき場所、最後に信じるべきモノは、師を通じて見つけられたように思います。
「侍の大義にかけて、悪を許さず!」
移ろいゆく正義と悪を、胸に宿した大義で呑み込んで、乱世を平らげて参りましょう。










































































































































































ついに一区切りまで来ました侍60クエスト
黙想を覚えるLv60、ストーリーもよかったしムソウサイ老の最後の教えもよかった……
ついつい、西ザナラーンにいくとAF3を染めた服で黙想して祈りを捧げちゃいます
あ、雪さんツイッターフォローしました^q^(水月柚華です)
-アルテマの侍さん
いらっしゃいませ!お返事が遅くなり申し訳ありません!漆黒はじまってしまった( ˊᵕˋ )
王道的、悪くいえばありきたりな勧善懲悪のお話だったのかもしれませんが、そこもまた良き塩梅でありましたね₍՞◌′ᵕ‵ू◌₎
漆黒編での追加クエストも楽しみにしたいところ!
ついたーでもよろしくおねがいいたします⎝( ‘ω’ )⎠