1. 82 view|最終更新 21/10/15

侍の足跡・玖之巻 ~ベッコウ島の決闘~

※本記事は侍クエストの核心事項を扱います。閲覧注意にござるよ!

はじめに

本連載「侍の足跡」は、侍ジョブクエストを振り返り、追体験するものです。NPC の発言を網羅し、あのとき光の戦士を取り巻いた状況を、改めて確認していくのが目的。その後、私なりの感想や考察などを書き記しますので、理解の種や他山の石としていただければ幸甚に存じます。

エオルゼアを舞台とした物語は前回分にて完結。ここからは舞台をひんがしの国・クガネに移し、本場の侍と切磋琢磨していく物語となります。[+] を押すと当該シーンの画像がべろんと出てきます。文字起こしはその後に。大変縦長になっておりますのでご注意くださいませ。

画像をクリック or タップすると拡大表示、画像の右半分をクリック or タップで次の画像、左半分では前の画像に移ります。スマホは横向き表示がおすすめ。マウスはホイール操作にも対応しています。ご活用くださいね。

今回は Lv70 クエスト「ベッコウ島の決闘」です。

Lv70 クエスト「ベッコウ島の決闘」

「赤誠組屯所」にて






「クガネ」街中にて






「赤誠組屯所内」にて























































「ベッコウ島」にて









バトルにて




















「ベッコウ島」にて





























































「赤誠組屯所」にて










ヒントトークなど












文字起こし

(赤誠組屯所にて)

マコト:
Yuki殿……。恐れていたことが、現実となってしまいました。赤誠組の隊士たちが……次々と屯所から去っていったのです。
私がウゲツの妹であり、貴方がムソウサイ様の弟子であることが、知られたため、不信感が募ってしまったようです。
決戦を目前にしての兵力減少……。このままでは、ウゲツ一派に勝てません。なんとか、離れていった隊士たちを呼び戻さねば……。
私がウゲツの妹なのはどうしようもありませんが……。貴方の師、ムソウサイ様の誤解だけでも解ければ、戻ってきてもらえるかもしれない。
今一度、私から隊士たちを説得してみようと思います。そこで、皆を集めるのに力を貸していただきたい。
屯所周辺と街の北部は、私が回ります。お手数ですがYuki殿は南側を周り、「赤誠組の隊士」たちを集めてきてくださいませんか?

(クガネ市街にて)

荒々しい赤誠組隊士:
あんたは、シデンを討った異国の侍だな?あの副局長をも凌駕する腕前は認めるけどな、それもこれも、卑怯者のムソウサイから得たものだろ……。
局長代理がお呼びだってか?ケッ、ウゲツの妹が今さらなんだってんだ。まあ、どうしてもってんなら……行ってやるけどよ。

実直な赤誠組隊士:
貴方は……マコトさんが連れてきた異国の侍ですね?罪人ムソウサイの弟子と話すことなどありませんが……。
局長代理から弁明があるというなら、一応、耳に入れておきますかね……。

童顔の赤誠組隊士:
な、なんだよ……?僕は別に、ふたりのことは疑ってないさ。でも、どうしても共闘する気になれないんだ……。
局長代理から話があるって?気持ちは変わらないと思うけど、聞いてみるよ……。

(赤誠組屯所にて)

荒々しい赤誠組隊士:
くだらねぇ言い訳だったら、すぐに帰ってやるぜ。

実直な赤誠組隊士:
いったい局長代理は、どう弁明する気なんですかね……。

童顔の赤誠組隊士:
なんだか、バツが悪いんだよなぁ……。

マコト:
お手数をおかけしました。それでは、皆の説得を試みてみます。
皆の者、聞いてくれ。我が国では、ムソウサイはウゲツを誤った方向へ導き、その責任も取らずに逃げた罪人とされている。
しかし、それは誤解である。ムソウサイの真の教えとは、太平の世の侍は、その平和を護るためにこそ、刀を振るというもの。
幕府を討って、戦乱の世を招こうとしているウゲツは、その教えの逆へ向かおうとしている。
そして、こちらのYuki殿こそ、その真の教えを護る、真のムソウサイの後継者なのだ。さればこそ……

荒々しい赤誠組隊士:
そんな理屈はもういいんだ!じゃあ、聞くが平和を護るってのは、どういうことだ?ムソウサイってのは、そのために何をしたってんだ……!?

実直な赤誠組隊士:
確かに、ムソウサイについて我々が知ることといえば……。かつて国中の達人と決闘し、無敗を誇り、天下無双の剣豪、ムソウサイと呼ばれたという武勇伝だけです。

マコト:
平和を護るためには力が不可欠。我らが日々鍛錬を繰り返すように、彼は決闘によって己の力を高めていたのだ……。

(コガラシと名乗り世直しの旅をした)
(コガラシと名乗り悪党を成敗した)

荒々しい赤誠組隊士:
な、なんだって……?コガラシといえば、俺がガキの頃に、この国の悪党を成敗して回ったという……謎の侍の名じゃないか!

実直な赤誠組隊士:
弱者を虐げる、各地の大名や権力者を懲らしめ、風のように去っていくという、国中で噂だった……伝説の侍!

童顔の赤誠組隊士:
そ、そんな……その正体が……ムソウサイだったなんて……。僕は、コガラシに憧れて……侍になろうと決心したんだ!

荒々しい赤誠組隊士:
じ、実は俺もそうだ……!コガラシのような侍になれば、世を直せると思ったから……。

実直な赤誠組隊士:
私も思えば……侍を志したきっかけは……コガラシの話を聞いたことだった……。

マコト:
ウゲツとの修行の旅が、それだったと……?兄はコガラシとの世直しの旅をしたことで、極端な考えに陥ってしまったのか……。

実直な赤誠組隊士:
しかし、ムソウサイのことはともかく……。局長代理が、ウゲツの実妹だということは、どうしても解せませぬ!

荒々しい赤誠組隊士:
そうだ、そうだ!国を壊そうとする重罪人の妹なんか、信用できるかよ!

聞き覚えのある声:
やいやいやい!さっきから、黙って聞いてたが、もう我慢ならねえぞ!

モモジゴ:
よう、Yuki!爺さんの祖国を見てみたくて、はるばる来ちまったぜ!
すると、なんだこの体たらくは!これじゃあ、死んだ爺さんも、浮かばれねえよ!

荒々しい赤誠組隊士:
お前は……何者だ……?

モモジゴ:
俺は、Yukiとともに、ムソウサイの爺さんと、エオルゼアで世直しの旅をしていた者だ!
アンタらが憧れた、コガラシでもある爺さんがな、ひんがしの国の人々を憂えて、よく言ってたもんだよ……。血筋や身分に囚われていて、誠のものが見えておらぬってな!
悪党の妹だからといって、同じ悪党なわけじゃないだろ?それも、悪い兄を討とうと必死になっているじゃねえか。
アンタらだって、武家に生まれたわけじゃないのに、侍を志して頑張ってきたんだろ?それって、つまり……同じことなんじゃねえのかい?
みんな、自分で選んだわけじゃない境遇に抵抗して、自らの意志で生きようとしてるってことよ!

童顔の赤誠組隊士:
か、返す言葉もない……。マコトさんは、僕たちとずっと一緒に戦ってきたはずなのに……。

荒々しい赤誠組隊士:
確かに……俺は貧しい農村を飛び出して侍になった。俺をさげすむ奴と何度もやりあってきたっけ……。局長代理も罪人の妹って負い目と、戦ってきたわけか!

実直な赤誠組隊士:
私としたことが……この国の慣習を心底嫌っていたはずなのに、己がそれに囚われていたのですね……。

そうと気づけば、こうしてはいられない!さあ、離れていったほかの仲間たちも説得して、決戦へと向かおう!

マコト:
貴方はウルダハの宿にいた方ですね。隊士たちを説得してくれて、誠にありがとうございます。

モモジゴ:
いいってことよ!俺は、興行師だからな、口上なら任せとけって。それじゃあ、俺の出番はここまでだ、温泉にでも入って帰るよ。
後は、Yukiに任せたぜ!爺さんの心残りである、一番弟子を討ってくれよな!

マコト:
それでは、Yuki殿。ウゲツ一派との決戦の場、「ベッコウ島」へと参りましょう!

ランジシ:
お主のことを誤解していた自分が恥ずかしい。私も幼い頃、コガラシに憧れた口なのだ。どうか、ウゲツ一派を討ち果たしてくれ!

トミクサ:
マコトちゃん、兄のせいで苦労したんだね。苦しい戦いになるだろうけど、あの子を頼んだよ。

リシン:
ウゲツ一派との決戦、我らも向かいたいところだが、足手まといになりかねん……お主と一番組に託したぞ!

(ベッコウ島にて)

荒々しい赤誠組隊士:
よーし、ウゲツ一派の野郎どもを片付けてやるぜ!

実直な赤誠組隊士:
ほかの仲間たちも戻ってきました。あとは、最善を尽くすのみですね!

童顔の赤誠組隊士:
迷いは晴れたから、思う存分戦うだけさ!

マコト:
皆の説得もあり、隊士たちは士気を取り戻しました。あとは、全身全霊をかけて、ウゲツを討ち取るのみ!

ウゲツ:
新たな戦乱の幕開けか、くだらぬ太平の世が続くか……。この決着によって、ひんがしの国の歴史も変わる。
師であるムソウサイと、私のいずれが正しいのか、それも今日、この場で決着をつけようぞ!
同じ師に学んだ、我が妹弟子、Yukiよ。私の相手が務まるのは、お主だけだ……さあ、それぞれの大義をぶつけ、斬り合おうではないかッ!!

人斬りウゲツ:
さて、我が妹弟子と真剣勝負といこう。
その太刀筋、紛れもなく我が師のもの……懐かしいぞ。
だが、ムソウサイのくだらぬ修行を受けたくらいで……私に勝つことはできぬ……。
師の教えを越えた、我が技を受けてみよ!
さすがは私の妹弟子、一筋縄ではいかぬようだ。
さすれば、我が刀の真なる力を見せてやろう!せいぜい気張るがいい!
宵闇に、隠れる月に、我を重ねん……乱れ飛べ、新月爆!
我が刃、異国の敵を、塵と成せ……乱れ斬れ、微塵斬!
名月を、隠し降らそう、剣の雨……乱れ降れ、雨月斬!
素直に認めよう……お前は強い。
だが、私にはやるべき大義がある……ひんがしの国の……真の太平のため……
お前などに……負けるわけにはァ……いかんのだァァァァ!!
雪月花、我が憶ふは、明日の国……乱れ咲け、狂い雪月花!
む、無念……。

攘夷派の侍:
そ、そんな……ウゲツ様が……負けるなんて……。

(膝をつくウゲツの横で刀を抜くが振れないマコト)

ウゲツ:
どうした……?早く……斬れ……。

決着は……ついた。天下が求めるは……私ではなく、お前たちの刀……。さあ、斬るがいい……兄であろうと情けは無用だ……。

斬れぬというなら……侍として覚悟が足りぬ証拠。それならば……こちらがお前を……斬らねばならぬ!

(マコトに斬りかかるが返り討ちなるウゲツ)

ウゲツ:
そう……それでいいのだ……。カゲツよ……立派な侍に……なった……な……。

マコト:
さあ……私たちの屯所に戻りましょう。

(赤誠組屯所にて)

Yuki殿、お陰さまで、ウゲツ一派から、国を護ることができました。誠にありがとうございます。
ウゲツを失った一派は、逃走していきましたが、指導者がいなくなったいま、自然と消滅していくでしょう。
私は正式に赤誠組の局長に就任することになりました。荷が重いですが、コンゴウさんに恥ずかしくないよう、精一杯努める所存です……。
それにしても……ムソウサイ様が、コガラシとして世直しの旅をしていたとは、驚きでした。
どうやら、若手の隊士たちのほとんどが、コガラシの影響で、侍となって世を直そうと、赤誠組に入ったようです。
もしや、ムソウサイ様が世直しの旅をしたのは、後続を生み出すための、種まきの意味もあったのかもしれません。
ウゲツのように、幕府を討って戦乱の世にしてまで、変革しようとするのは、あまりに極端で手前勝手な考えです。
ムソウサイ様の世直しとは、一台で済むことではなく、ゆっくりコツコツと、時間をかけて果たすものなのでしょう。
その思いを絶やさぬためにも、私はこのクガネから、ひんがしの国の世直しを始めたいと思います。これからも、赤誠組を見守ってくださると幸いです。

ランジシ:
お主のことを誤解していた自分が恥ずかしい。私も幼い頃、コガラシに憧れたものだ。赤誠組への尽力、心から感謝する。

トミクサ:
マコトちゃんは、兄であるウゲツを討つことで、過去を断ち切り、赤誠組に示しをつけたんだね。隊士たちも局長として、受け入れたようだ。

リシン:
剣豪ムソウサイに、そしてお主に一歩でも近づくため、日々精進あるのみだ!

(クリア後、近況を聞く)

マコト:
これは、Yuki殿。屯所でゆっくりしていってください。この太平が保たれたのは、貴方のおかげですから。
未熟ながら、隊長となった私ですが、隊士たちに助けられて、何とかやっています。
局長の身では世直しの旅はできませんが、いつか赤誠組から、第二のコガラシが生まれることを願ってやみません……。
ところで、最近一斉に入門した者たちがいます。それは何を隠そう、ウゲツ一派の残党たちなのです。その行いを深く反省していたようなので、門を開きました。
彼らは、やり方が間違っていただけで、国を憂いていたことは、我々と変わりはありません。今や、クガネの治安維持のために活躍してくれていますよ。
しかし、それだけ赤誠組とウゲツ一派は表裏一体だったということ。私も一歩間違えば、兄の思想に染まっていたかもしれません……。
ムソウサイ様の教えを大切に、ゆっくりコツコツと、この国の世直しを進めたいと思います。

(侍とは、を聞く)

マコト:
侍の源流は、刀を手に戦う武士(もののふ)にあります。その技は、ひんがしの国が戦乱の最中にあった時代、戦いの中で、発展してきたものなのです。
されど、ムソウサイ様はいつも仰っていました。太平の世で刀を持つ侍には、その平和を護る責任が伴う。二度と乱世に戻さぬため、調和を乱す悪を討つことが大義であると。
その教えは、あの方がコガラシとして世直しの旅をしたことで、赤誠組の隊士たちにも、確かに伝わっていたようです。
ウゲツ一派を倒した今、目下の脅威は去りましたが、これからも我々は、この国の平和を護るため、刀を振るう所存です。それこそが真の侍の道、武士道だと信じています。

私見と考察

赤誠組とウゲツ一派の闘争は赤誠組の勝利で終幕。これにて一件落着、悪の蔓延る世は栄えず!……ではあるものの、今回の物語はそこまで快刀乱麻ではありません。むしろここからが始まりなのです。詳細な考察は総括記事に譲るとして、ひとつだけ。隙を見せたマコトにウゲツが斬りかかるシーンについて。

上段構えの相手に膝をついた態勢から攻撃するなら、わざわざ立ち上がって振りかぶる必要はありません。ウゲツほどの使い手ならば居合でたやすく仕留められるだろうに、そうしなかったのはなぜか。

ウゲツもまた、心から国を憂う者でした。行動の目的は赤誠組と同じで、手段が異なっていただけなのですね。どちらの手段で進むのかを戦わせた結果、自らの側が敗北したのであれば、「世直し」の成就を勝者に継いでもらわねばなりません。自らの志を携えて大義を成し遂げてもらわねば、今この瞬間と、この瞬間にまで繋がってきた、自らが降してきた者たちが浮かばれないのですから。

となれば、腑抜けられては困ります。マコトが武士としての覚悟を決められるよう、討ち倒すべき逆賊として、また一人の兄として、最後の最後、ウゲツはその身を捧げたのだと思うのです。……そしてマコトは、咄嗟とはいえ、その手でウゲツを斬りました。この一振りは、彼の中の悪を斬ることにもなったのではないでしょうか。今際の際、ウゲツが浮かべた笑みには心優しき兄だった頃の面影があった……かもしれません。


次回、侍ジョブクエスト紅蓮編・後半まとめにござる!

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