極○○討滅戦にて入手できる刀です。公式からアートワークの発表があるまで、この寸評はネタバレ防止のクッションとしておきます!名前と上の画像を見たらわかっちゃう気もするでござるけども、一応ね₍՞◌′ᵕ‵ू◌₎
造 … 西洋剣。
刃 … 年季の入った傷多数。
鐔 … 護拳。
柄 … 細身、柄巻と鮫皮なし。
鞘 … 剣とほぼ同じサイズ。
IL/Lv … 495/80
絡繰 … あり
染色 … 不可
入手 … バトル/NPC交換
公式 … 未公開
その出自を考えれば……というか名前からもわかるように、日本刀ではなく西洋剣です。細身のロングソードといった風情がありますね。先端付近で強く反っており、鋒部分は光ります。刺突よりは斬撃に重きをおいた形状、なんてお話は後述。全体的に傷ついており、年季を感じさせますが、そのへんも後述。
鐔のような機構はなく、代わりに護拳らしきものが設けられています。刃側の手元は大きな棘状になっており、刀のリーチ未満となる肉弾戦で効果を発揮しそうです。また、鞘が刀とぴったりサイズなのも特徴的。日本刀は鞘尻を含めて余裕を持たせたサイズの鞘が一般的ですが、こちらは先端部分まで含めてぴったり。
……直刀ならいざしらず、こういう形状の刀ですと、ぴったりサイズの鞘を作ったところで、まず最初に収めることができないはずです。けど、ここはハイデリンにござるゆえ。エーテルで解決にござる。
サイズ的な部分はもちろん、護拳の形状にもあわせた鯉口も印象的です。やっぱりどうやって抜いているかはわかりませんが、外見的な収まりはとても良いですね。
上述の通り、サイズがほぼ刀=鞘であるため、抜き払ってみると意外な大きさに驚きます。納刀時はそこまでの印象はないものの、真・斬鉄剣を除いたカテゴリ中で最長クラスです。
日本刀としてではなく、ウォーリア・オブ・ライトの得物に寄せた一振りであり、デザインなども彼の剣を踏襲しています。「弘法は筆を選ばず」とも云うように、侍の佩く刀として機能するのであればだいじょうぶ。この出で立ちから、西洋風プレートメイル系ミラプリとの相性は抜群でしょう。すらりとした美しさと強さを兼ね備えた刀だと言えます。
FFXIV におけるウォーリア・オブ・ライトは、第一世界での最初の英雄であったとされます。そして、こちらはちょっと記憶が曖昧なのですが……蛮神の武器などは、もともと実態があって宝箱に入っているわけではなく、対象の思念や特徴など、つまりはエーテルを介して実体化したもの、という設定があったと記憶しています。(詳しい方補足やツッコミをください!)
よって、古の英雄ウォーリア・オブ・ライト……ロンカ帝国の成立などよりもずっとずっと前、神代の英雄からもたらされる刀をイメージすると、この年季が入った刀身のデザインもわかる気がするのです。一方で、戦闘中の彼が振るう剣は、傷ひとつない状態です。もちろん、本人ではないため信憑性に疑問符はつきますが、なにせ本人を見てきたであろうヒトが形態模写しているわけですからね。と、ここまで書いて、彼は「忘れてしまった」ことを思い出して複雑な気持ちになるなど。
エオルゼアないしノルヴラントの刀には、菖蒲造と呼ばれる形状が多く見られます。その理由と推察は以下の記事に詳しいので興味のある方はお読みいただければと思いますが、一言で言えば、相手が強大がゆえの要請だと考えられます。
一方で、このブレード・オブ・ライト。先端がおもいっきり反り返っており、突きには適しません。むしろ、突きをしづらい形状とすら言えます。なぜか。おそらくですが、英雄ウォーリア・オブ・ライトの戦い方や実力に起因するのではないでしょうか。衝撃波が生じるほどの剣閃を繰り出す彼であれば、刺突という「点」ではなく、衝撃波や圧力といった「面」での制圧が出来たのではと思うのです。それならば常人とは異なる運用が可能であり、一般的な形状とは違ってくるのかな、なんて推測をするのでござる!
2020/08/14 … 初版公開。
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