1. 随筆
  2. 6211 view|最終更新 20/03/02

「Legend」の称号について。

絶バハムートは the Legend、絶アルテマウェポンは the Ultimate Legend、絶アレキサンダーは the Perfect Legend。きょうは、注目を浴びがちなこれら絶系称号についてのおはなし。

はじめに

いろいろと囁かれますけれど、成果の証として大変良いもので、ぜひとも誇っていただきたく思います。そのうえで、過小も過大もよろしくなく、正しいサイズで評価すべきと考え、記事をしたためた次第。つまり称号は称号に過ぎないのです。

絶系称号とは

上記の高難易度コンテンツをクリアした証です。極蛮神や零式よりも更に難しい「絶」シリーズの踏破者のみが掲げられる称号。言い換えればそれだけ「プレイヤースキル」があるといえますが、早く走るのが得意な人もいれば高く飛ぶのが得意な人もいるように、「プレイヤースキル」と言ってもいろいろ。

そして、最終的に絶系称号を得るほどのプレイヤーであっても、そこへ至るプロセスが多様であるために、この称号が担保するものはあんまりありません。いえ、ちょっとでもあるだけでもすごいのですけれどね。

絶系称号が担保するもの

絶系称号を掲げるプレイヤーに共通すると断言できるのは「該当する絶のクリア経験」「ギミックの基礎的な理解」くらいだったりします。前者はアメノミハシラでの踏破称号と同様の使い方が可能ですし、同じ絶のなかでは進捗や理解度をそれなりに担保します。

それ以外は、個人の能力のベクトルであったり、攻略過程によって千差万別です。もちろん、ベースとなる基礎知識のうえに、複雑なギミックの処理手順を記憶して実践する操作力、ワンミスで全滅のバトルを何度となく繰り返す忍耐力、固定パーティを円滑に運営する対人力などを上積みしたからクリアできたわけで、決して平易なものでないことは大前提です。

しかしながら、その上積みが、別のコンテンツや別の環境下では役立てられなかったりもします。共通する部分があったとしても、絶は絶で、極蛮神は極蛮神で、零式は零式で、エキルレはエキルレです。固定、野良、初見、クリ目、またそれぞれ。

絶は何度も何度も失敗と練習を重ねてクリアしますが、そこまでの練度を高めきれていないコンテンツなら、普通にミスだってします。にんげんだもの。そうしたミスの修正が早いか、あるいはしばらく燻ってからいきなりできるようになるか等も含めて個人差になるため、その場限りの野良パーティなどでは、有効な立ち回りが見られないことだってあります。散開図を読み違えていたり。強制移動で落ちまくったり。

とはいえ、それは絶系称号を持たないプレイヤーだってガンガンやっています。私もよくやります。言ってしまえば、絶系称号を特別視して過大評価しているだけで、本来は絶をクリアした証なだけなんですよね。そして、そういった特別視の過大評価が「レジェンドなのにミスした!」などに繋がっていると感じます。

絶系称号に期するもの

では、絶系称号を掲げるプレイヤーに周囲は何を期待すべきかといえば、特に何を期するものではないのかなって。ぉーこの人は絶アレキクリアしたのかーと思うだけでいいのかなって。フンガーの称号をつけている人に、フンガー好きなのかなーと思うのとおなじテンションで。

目の覚めるようなプレイングを見せてくれるかもしれないし、とんでもないミスをしちゃうかもしれません。称号の有る無しに関係なく。かくいう私は、名前が見づらいのでコンテンツ攻略期間は称号表示をオフにしています。称号がギミックを処理してはくれませんからね。

繰り返しますが、あくまで称号ですから、その称号を得られるコンテンツの経験と汎用的なギミックの基礎知識を除き、クリアに繋がるだけの何かを担保するものではありません。称号によってではなく、実際の立ち回りによって評価すべきと考えます。

まとめ

・称号のひとつであり、能力の証明ではない。
・実際の立ち回りによって評価されるべき。
・持ってるひとはすごいなーって思う。

拙者からは以上!!!!

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